多くのeスポーツ選手が使うアーケードコントローラー『Razer Panthera』をレビュー!

Razerよりプレイステーション4、プレイステーション3、PC対応のアーケードコントローラー『Razer Panthera』(以下、『Panthera』)が27,800円[税込]で発売されている。
現在は東京秋葉原にあるRazer製品専門ショップ「RAZERZONE」のみの販売だが、この『Panthera』はeスポーツプレイヤーにはおなじみの対戦ゲームの世界大会「EVO2017」に出場した多くの選手が使用してたこともあり、気になっているプレイヤーも多いはず。何故eスポーツシーンに優れているのかレビューしていこう。

アーケードプレイヤーも満足の完成度

プレイステーション4とプレイステーション3の切り替えスイッチやタッチパッド、L3、R3ボタンなどひと通りの機能は揃っている。ボタンとレバー部分は対戦格闘ゲームやシューティングゲームなど、アーケードシーンでプレイしてきたプレイヤーにも嬉しい三和製パーツを使用。操作性についてはアーケード筐体と同様のパーツということもあってお墨付きだ。

使用パーツだけでなく『Panthera』はコンマ何秒を競う対戦格闘ゲームにおいてもっとも重要な部分“入力遅延”にもこだわっており、現時点で販売されているアーケードコントローラーの中でも最も遅延が少ないと言われているほど。この“入力遅延が少ない”という部分がプロゲーマーなどeスポーツ選手が使用している最大のポイントだろう。「体感的に変わらないのでは?」という意見も多いが、例えば同じタイミングで発生が同じ攻撃をしたときに遅延が少ないが攻撃が先にあたるため、体感が変わらなくても対戦格闘ゲームシーンでは一撃で左右されることがあり、相手に攻撃がヒットする可能性が上がるならそれだけでも優位に立てるデバイスと言えるだろう。

▲パーツだけでなくボタン配置は、いまやアーケード筐体の主流と言えるVEWLIX配置。おなじみのパーツ・配置というだけでいままでアーケードコントローラーを使っていた人も納得の構成だ。電源を入れるとRazerマークが青く光るのが個人的にはお気に入り。

遅延だけでない大会を考慮した設計がスゴイ!

eスポーツの大会では自前のコントローラーを持ち込む場合が多いため、家庭用コントローラーと比べて本体が大きく、重量があるアーケードコントローラーを持ち運ぶのには苦労するはず。『Panthera』は、アーケードコントローラーの性質上、重量と本体が多きさは、ほかの製品とは変わりはないが煩わしいUSBケーブルが着脱式になっているため、持ち運びに便利だ。

また、本体下部にあるRazerマークを押すと本体内部に簡単にアクセスが可能。ここにUSBケーブルをしまうことができるだけでなく、換えのボタンなども収納できる。大会ではボタンが効かなくて負けてしまったというのは自己責任になっており、メンテナンス性に優れている『Panthera』はこういった部分にも配慮した設計で、eスポーツで活躍したいという人に最高の製品といえるぐらいとにかく細部まで拘っている。まだまだeスポーツシーンにおいて便利な部分が多数あるので、写真付きで解説していこう。

▲着脱式のケーブルだと抜けてしまう恐れを懸念してしまうが、根本部分のダイヤルを回すとガッチリゲーブルを固定する仕様になっているため、抜ける心配はほぼない。
▲プラスとマイナスのドライバーが付属しており、これ1本でレバーの交換が行える。ファストン端子も慣れてしまえばマイナスドライバーを隙間に入れてテコの原理で上に持ち上げて簡単にはずせる。これ1本ですべてのメンテナンスができるぞ。
▲レバー頭のボール部分はデフォルトで換えの通称“ナスレバー”が付属。追加のパーツを購入しなくても慣れているパーツに変更ができる。
▲Options(START)ボタンとShare(セレクト)ボタンは誤って押さないように側面に配置。eスポーツシーンでは誤ってポーズを押してしまうとそのラウンドを取られたことになるため、
大会に参加している人には嬉しい配慮だろう。
▲底面は滑り止め加工がされており、膝上に置いてプレイしてもまったくずれない。本体の高さも丁度よく、アームレスト付きの椅子に座ってプレイしても邪魔にならず、普段と変わらない感じで操作できた。

大会に出場しない人にもとにかくオススメ!

eスポーツシーンに配慮されているということは普段使用するプレイヤーにとっても最高峰のアーケードコントローラーと言えるだろう。とくにメンテナンス性に優れている部分は、パーツ交換をしていけば長く使用できる。近年対戦格闘ゲームが多く発売されるようになったPCにも対応しているため、いろんなプラットフォームで使用できる点も高評価だ。なお、PCの接続には公式サイトよりドライバをダウンロードし、インストールが必要になる。

現在は入手できるショップが限られており、手に入れるのは非常に困難だが、配給が安定したら販売店が拡大されていくとのこと。入手しやすくなったときはプロゲーマーも愛用して折り紙つきの
本製品はこれからアーケードコントローラーを使ってみたいと考えている人にもこれを使えば間違いないので初心者まで上級者までオススメする。腕に自信がないという人もまずは形から入るだけで勝率は上がっていくので、ぜひ購入を検討してほしい。

こんな人にオススメ
・高品質のアーケードコントローラーが欲しい
・プロゲーマーが使っているのと同じ製品を使ってみたい
・少しでも勝率を上げたい
・初めてのアーケードコントローラでどれを買えばいいのか迷っている
・アーケード筐体と同じ感覚でプレイしたい

▲個人的に気に入っているのはどのケーブルがどのボタンとリンクしているかの一覧が本体に書いてあること。細部までいたれりつくせりで、全対戦格闘ゲームプレイヤーにオススメしたい。

RELATED POST

関連記事

Wargamingが大洗あんこう祭りに参加し、「World of Tanks」のeスポーツイベントを11月18日(土)と19日(日)に開催

eスポーツイベント“『ARMS』開幕記念オンライン公開スパーリング”が開催。特別番組も放送!

2017年11月に開催が予定されているeスポーツイベント情報まとめ

関西最大の格闘ゲームファンイベント「KVO × TSB 2017」運営本部から見た72時間

人気アーケードゲーム『三国志大戦』のeスポーツ大会「公式頂上リーグ選抜戦~清明の陣~」が5月27日に開催!

日本エイサー、League of Legendsの企業対抗戦を発表!TOKYO MX『eスポーツMax』の公開収録イベント内で開催!

台湾拠点の日本チームDeToNator.GOLDインタビュー(後編)―世界で通用するチームを目指して―

【一つ目戦記】第50回 ゼニヤッタの役割や立ち回り方法

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

RECOMMEND

おすすめ記事

MASTERCUP.9開催直前!たぬかなによる大会出場チーム紹介!

NEW

CYCLOPSインタビュー(たぬかな選手/黒豆選手/nazomen監督)―鉄拳、FIFA、StarCraftってどんなゲーム?―(前編)

NEW

唯一の女性所属チーム『iFTY』がSQUAD優勝!『PUBG ASIA INVITATIONAL G-STAR 2017 Day3 SQUAD』優勝チームインタビュー

NEW

日本の「LJL」から韓国2部リーグへ…元RPGおよびDFM出身Dragonコーチインタビュー

NEW

ビットキャッシュ1万円分を手にするのはどちらのチーム?!CYCLOPS athlete gamingを応援してRazer製ゲーミングキーボードなどの豪華賞品をゲットしよう!

SHIBUYA GAMEでは、一緒にeスポーツシーンを盛り上げてくれる仲間を募集します!

USG Enty選手の韓国LoLプロチームAfreeca Freecsゲーミングハウス訪問記&トライアウト配信レポート

韓国留学中のUSG Enty選手に直撃インタビュー、海外生活や語学学習そしてeスポーツ事情を語る

おすすめ記事一覧を見る

WRITTEN BY

まじまじん

View Profile

元ゲームメディア編集者で、『ストリートファイターEX3』公式大会ベスト4、『CAPCOM VS. SNK』オフィシャル全国大会ベスト8、全国大会語の公式大会優勝に加えてスマートフォンアプリ『ストリートファイターIV』の大規模大会LGCUP3位という功績を残す。 現在はスマートフォンアプリのディレクターを務めつつ、オンラインゲームや格闘ゲームなどのライティングを行っている。ゲーム以外にも住まいに初代PSのアーケードコントローラーからPS4のアーケードコントローラーまで、合計10台以上集めているガジェット・デバイスマニアでもある。

ライター一覧を見る

eスポーツプレイヤーのリクルートと管理を行うプラットフォーム『DreamTeam』をリリース。ベータ版のローンチは9月の予定

前の記事

F1がeスポーツに参入!『F1 2017』公式eスポーツ大会「Formula 1 Esports Series」が開催

次の記事

RANKING

人気の記事

結婚すると優勝出来る!? 格闘ゲーマーの結婚と強さの関係に迫る!どぐら × ハイタニ 対談

USG Enty選手インタビュー、韓国語とLoLを学ぶため3か月の韓国留学へ出発!

最強ザトー使い小川選手に訊く!『闘神祭2017』直前インタビュー。強キャラ・プレイヤーランキングも!

女性プロプレイヤーたぬかなの『鉄拳7』初心者講座~おすすめ練習方法~

鉄拳プレイヤー たぬかな 話題のアケコン「Razer Panthera」をレビュー

10・22『闘神祭2017 鉄拳7FR』ハイレベルな予選を通過した全15本戦出場チームの戦力情報を紹介!『Twitch JAPAN』で完全生中継!