世界のぷよぷよを見てみたい好奇心でラスベガスへ

《Tema選手》は、ラスベガスで行われた《Evolution(通称 EVO)》のサイドトーナメント《AnimEVO》のぷよぷよテトリス ダブルスで《あめみや たいよう選手》とタッグを組んで優勝を果たした。
彼女は世界へ挑戦した理由を《ぷよぷよへの愛、コミュニティを支えたいという強い意志が足を運ばせた》と語った。

※《AnimEVO》とは、アメリカのラスベガスで開催される世界最大級の格闘ゲーム大会《EVO》の会場内で開催されるサイドトーナメントが《AnimEVO》。《EVO》の種目に選ばれなかった格闘ゲームを中心として複数タイトルで開催される。

※Tema氏は9月30日付けでRadical Stormerzを脱退済みですが、本インタビューは所属中の9月初旬に実施しています。

Temaというプロゲーマーについて

――まずは、Tema選手のぷよぷよとの出会いから現在までを教えてください。

Tema 幼稚園のころ、5歳くらいにスーパーファミコンとぷよぷよを買ってもらって、そこからゲーム人生が始まりました。小学校の時にクラスで一番強かったんですけど、かえる積みしかしていませんでしたね(笑)

※かえる積みとは、ぷよぷよを最初に右側に寄せて積む方法のこと

その時は、ぷよぷよをクラスの友達とぐらいしかやったことがなかったです。

 

――大会などにはいつ頃から出場しているんですか?

Tema 大会は中学校の時に一回だけ行ったことがあります。その時に「凄い強い!」って、衝撃を受けました。

ぷよぷよフィーバーオンラインがセガから発売されたんです。それで、普段から強い人と戦える環境がはじめて生まれたんです。
それからは、ものすごくがんばってプレイしていましたね。

ある時に大会に参加したら、200人くらいいる中で、18位に入ったんですね。
そうしたら、早稲田大学のぷよぷよサークルから「凄い強い女性がいると聞きました。ぜひうちのサークルに入りませんか」と声をかけられました。

「せっかくなのでやろうかな」って思って、日本初のぷよぷよサークル《ぷよぷよ戦術技術開発研究所》に入りました。

ただ問題が一つあって、私は早稲田大学の学生じゃないんですよ。サークルに入ることには問題なかったのですが、早稲田に入ったほうが便利だなって思って、大学院で早稲田を受けたんですよ。これだけのために(笑)しかも、受かりました(笑)

 

――それはすごいエピソードですね(笑)

Tema この頃から親の見方も変わって「ゲームが良い方に向いたぞ!娘がぷよぷよのために勉強に本気を出して早稲田に受かった!」と理解を得られるようになりました。そこから親はマイルドになりましたね。

 

――親から理解を得られるというのは重要ですよね。

Tema 急がばまわれじゃないですけど、「ひとまず一年、二年がっつり勉強して早稲田行こう、みたいな。ぷよぷよはそれからでもできる!」って。

 

――サークルではどんなを活動してたんですか。

Tema 毎週、学生会館というサークル用の建物に集まってぷよぷよ勝負したり、秋に行われる早大プロマスターズを運営したり、文化祭で毎年恒例のぷよぷよ大会を企画したりしていました。

 

――卒業後、社会人経験があると聞きましたが、どのようにぷよぷよと向き合ってきましたか?

Tema 大学院を卒業した後は公務員をしていました。
割とハードな部署で、徹夜もあるし、結構ハードなスケジュールだったので、ぷよぷよから一旦離れちゃったんですけど…。

ちょうどその頃からeスポーツブームみたいなものができ始め、eスポーツMaXとかでぷよぷよが扱われるようになって、やっぱりそういう熱がある光景を見てたら、面白いな、関わりたいなと思って…こっちの世界に戻ってきちゃいました。

 

――プロチームに入った経緯を教えてください。

Tema まだ公務員をやっていた頃なのですが、どうしたらぷよぷよ界隈を盛り上げられるか、チームの関係者と話をする機会があって、その中の話で「Temaさんがプロになって自ら盛り上げたらどうですか」っていう話を頂いて、プロになることを決めた感じですね。

アマチュアの時は大会で勝ち上がってメディアへの露出をしたことはあるのですが、プロになって大会やメディアへ出演する機会が増えて行き、5月にあった「いいすぽ」というフジテレビONEの番組の時に練習時間が足りないなと思ったり、EVOのためにラスベガスに行くなど…だんだん忙しくなって専業で行くことを決意しました。「突然ミュージシャンになるために東京に行くぞ!」とかそういう感じじゃなかったんですよ。

海外への挑戦について
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