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世界のぷよぷよを見てみたい好奇心でラスベガスへ

海外への挑戦について



――AnimEVOには何故行こうと思ったのでしょうか?

Tema 《そこに、ぷよぷよがあるから》ですかね。

ぷよぷよは国内に強いプレイヤーが多くて国内が主流ではあるんですけど、せっかくこうやって海外で大会が行われるんだったら盛り上げたいなと思いましたし、EVOみたいな大きい大会でぷよぷよが種目として扱われるなら、世界のぷよぷよを見てみたいという好奇心で参加を決めました。

自分たちが優勝したらどう変わるのかなっていうのを見てみたかったのもありますね。「世界を獲ったらどう変わるんだろう」って。人間的にも変わるのか、周りも変わるのか…知りたかったって言う気持ちもありました。

 

――Temaさんにとって、EVOはどんな場所でしたか?

Tema 夢と希望ですかね。言葉が浅いな!(笑)でも、言葉で片付けられないんですよ。格闘ゲームのプロ志望の方も2,30万払ってラスベガス行って、ときどさんの様なプロゲーマーに憧れて優勝を目指すわけじゃないですか。

ゲーム界のM-1グランプリに似ていますよね。M-1グランプリって優勝したら世界がガラっと変わるじゃないですか。芸人の人たちが全てを出し切るように、ゲーマーの人たちが全てを出し切る場所だと思っています。

 

――海外って大変じゃないですか?

Tema 安いプランでも20万もかかりました…。

カナダのバンクーバー経由で、乗り継ぎが1時間しかなかったんですが、カナダの入国審査で手間取ってしまい、あめみやさんが乗り継ぎ失敗して、置いて私だけラスベガスに到着してしまいました。

二人共遅れてしまった場合、チェックインが遅れるということを国際電話で言う必要があってたので、その手間を考えると一人だけでも到着したことは正解だったとは思うんですが、戻りたい気持ちでいっぱいでしたね。

 

――今回、ペアを組んだあめみや選手とはどのような関係なのですか?

Tema あめみや君、実は元々友達だったわけじゃないんですよ。以前海外大会行ってみたいってTwitterでつぶやいてたのを聞いたので、ダイレクトメッセージで、「磯野、野球行こうぜ!」みたいな勢いで、「ラスベガス行こうぜ!」って(笑)

実は共演したことはあったんですけどプライベートでお会いしたことはなくて。

初めて会ったのが成田空港で「今回の旅行、よろしくお願いします!」って挨拶をしました。

私も彼も、海外のぷよぷよの活動を見てみたい、貢献してみたいって気持ちが重なったんで実現したんですね。私は彼と組まなかったらびびっちゃって一人でラスベガスには行けてないかもしれないです。結果的に彼にはすごい救われてます。

 

――EVOの大会はいかがでしたか?

Tema シングルスは7位で、ダブルスは優勝できました。

ぷよぷよテトリスダブルスで優勝後、 AnimEVOの会場にて、タッグを組んだ《あめみや たい よう選手》と記念撮影

 

――ダブルスの勝因を教えてください。

Tema 勝因は…練習してたからだと思います。日々の練習の成果が出たのかと。

あと、ダブルスはまだルールが研究され尽くされていないので、ルールの研究を徹底して行いました。あめみや君は、以前レッドブル5Gっていうレッドブルのゲームイベントでダブルスに出場したことがあったので、私たちは他の参加者より知識のアドバンテージがありました。どうしたら勝てる立ち回りができるか、こういうのできるよな、とか共有しあってルール研究を行いました。

ただ実は、ダブルスは個人的に悔しいなと思うところがあって…。

自分の思う立ち回りができなかったんですね。組んだあめみやさんがテトリス最強と言われてる非常に強い方だったので、もし優勝できなかったら私のせいかなと重圧を感じてたんです。だから絶対に優勝しなきゃいけない。3本先取なんですけど、1本も落としたくなくて、完全勝利を目指せって思ってたんですよ。

その結果すごい臆病な立ち回りになってしまって、普段の自分の攻撃的なぷよぷよの立ち回りが全然出来ませんでした。いかに、自分が死なないか、自分が足手まといにならないかってことばかり考えてしまったんですよ。

結果的に一本も落とさず完全勝利を収められましたが、自分の中で思っている試合ができなかったって凄い落ち込んだんですね。

そのことを格闘ゲームのプロゲーマー、ふーどさんにお話したら、「大会は結果が大事だから。内容は普段気にすることだから」って言ってもらえて、すごく救われましたね。

次回もし組むことがあったら本来の自分の強さを活かしたいなって思うし、あめみやさんから「次回もTemaさんで」って言ってもらいたいです。

完全優勝したのにまだ課題はあります!(笑)

 

――海外最大規模の大会「EVO」のサイドトーナメント「AnimEVO」での優勝は自身の環境を変えましたか?

Tema 優勝してからはだいぶ環境は変わりましたね。今回のように取材のお話を頂いたり、スポンサーさんからいいお話いただいたり、本当に変わりましたね。

 

――周りの友達やご両親はいかがですか?

友達からおめでとうってメールが来ました(笑)
ラスベガスに行くって時点で一般の友達は「優勝した!?えー!?」ってなってましたね(笑)

 

――海外を満喫できましたか?

Tema 初日は乗り継ぎなどのトラブルやロストバゲージもあったので、そのあたりはストレスで何も食べれなくて、優勝しなきゃいけないっていうプレッシャーもあったと思います。

…売店のバナナしか食べてない(笑)

三日目にスカイダイビングの予約をしてて、やっと遊ぶことができました。そのときに格闘プロゲーマーのはつめちゃん達とプールで遊んだりもできました。

日本と海外の差
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みずイロ

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2005年頃からシューティングゲーム中心にプレイ。2015年からはフリーペーパー「GAME STAR」の発行を行うほか、WEBメディアの運営・取材・執筆活動も行っている。弱点はシナモンとプリン体。

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