結婚すると優勝出来る!? 格闘ゲーマーの結婚と強さの関係に迫る!どぐら × ハイタニ 対談

先日台湾で開催されたカプコンプロツアープレミア大会「TWFighter Major 2017」。
12月に開催されるカプコンカップ2017への出場権獲得を懸けたポイントレースも終盤。各国の強豪プレイヤーたちが集結したこの大会を制したのは、9月に入籍と第一子の誕生を発表したばかりのどぐらだった。さらに昨日開催されたカプコンプロツアー最後のプレミア大会「Canada Cup 2017」も優勝と、その勢いはとどまる所を知らない。

格闘ゲーマーの結婚といえば、今年4月ハイタニ選手が自身の結婚を発表した直後、プレミア大会「Ultimate Fighting Arena」で優勝を飾ったことが記憶に新しい。

格闘ゲーマーの「結婚」と「強さ」には因果関係があるのか?

気になったSHIBUYA GAMEは、どぐら(@maneater_dgr)、GRPT|ハイタニ(@hai090)両選手の対談を実現。ともに関西出身の格闘ゲームの雄。クロストークを通じて、二人の出会いや初対面の印象、結婚生活とゲームの両立、結婚に関する価値観などについて深く話を聞くことができた。

格闘ゲーム界で長年、一線で活躍し続けるための秘訣

――プレイヤーとしての強さを維持している秘訣はありますか?

どぐら 多分、対戦ゲームをやるうえで勝ちっぱなしだと続かないんじゃないかな?と思っちゃって。全国各地のレベルの高い知り合いと対戦して、勝ったり負けたりするじゃないですか。負ける相手がいると、とりあえずこの人に勝てるようにがんばろうって思って練習する、また戦う、勝つ、負ける、練習するっていうサイクルを繰り返しながら、気がついたら続いていたという感じですね、僕は。

ハイタニ 長年続けられるのはやっぱり新しいゲームをやるからじゃないですかね。新しい挑戦をしている感じがする。やっぱり練習してきて、テクニックとかいろいろ身について勝てるようになると新しいゲーム移りにくくなるじゃないですか。ほとんどの人はそれでもそのゲームを続けるか、ゲーム自体をやめるかっていう人が多いと思うんですけど、僕とかどぐらは新しいゲームがでたらそれをまたイチからやって…っていうのを繰り返してやりこんでいるから多分長い間活躍できているのかな?と思います。


――やはり脱落していく方もかなりいるんですか?

どぐら います。どのゲームを面白いと思うかというのは人それぞれなんで、ずっと一緒に色んなゲームをやってきた知り合いも新しいゲームが出て、あれ、新しいゲームやらないの?って聞いたら、「前の作品の方が俺は好きだ」とか「新しいゲームはいまさらしんどいからもういいわ」みたいなこととかもあります。

 

――将来的にストⅥ(仮)がリリースされたら挑戦すると思いますか?

どぐら まぁストⅥ(仮)がよっぽどコケたりしない限りは。一応プロなので、メリットも考えながらプレイするタイトルはある程度選ぶんですけど、競技人口が少ないタイトルはやるメリットが少ないかなと思っちゃうんで。そうならない限りはストリートファイターは続けるんじゃないかな?とは思いますね。

ハイタニ 僕もプロになる前の10代の頃から、人の多さとか、大きな大会が開催されるとか、魅力的なプレイヤーがいるとか、そういう観点でプレイするゲームを選んできたので、その基準で自分がやりたいと思ったものをやる、という感じですね。
ストⅥみたいなのが出て、それが流行ると思ったらやります。

 

――現在お二人が注目されているタイトルはありますか?

どぐら 今格ゲーのシーンではリリースを控えているビッグタイトルが一つあるんです。たぶんほぼ間違いなくやります。ドラゴンボール(ファイターズ)なんですけど。ドラゴンボールは世界的にもプレイする人がかなり多いんじゃないかなって思いますね。

ハイタニ 僕もやろうかなと思っています。ただ来年ストVの新しいバージョンが出る予定なので、その辺のバランスをどうしていこうかなっていうのが悩みです。でもドラゴンボールは自分の周りとかもやろうかなっていう雰囲気なので、やると思います。ドラゴンボール自体も好きなんで。

どぐら 僕ら位の歳でドラゴンボール嫌いってあんまりないですよね。嫌いって言われたら、一体なにがあったん?って感じになる(笑)。

実は仲良し?!二人の出会い

――そもそもお二人とも関西出身で年齢も近いですよね。関西時代から交流はかなりあったんですか?

どぐら ありました。仲良かったよな?

ハイタニ まあ。交流はありました。

どぐら 仲良かったに対して「交流はありました」って全然仲良くないやん(笑)!
馴初めから話すとストIVが流行っていた時期に、「すごい強い奴がいるぞ」って噂を聞いていたんですよね。そいつの勝率が98%とかになってて、これおかしいやろ!って。
で、ちょっとしてからゲームセンターとかで対戦するようになりました。ゲーセンで対戦するようになると自然としゃべるようになるんで、そこからMixUpNightっていう団体があるですけど、そこでいろいろ一緒にやりましたね。僕が悩んだ時期とかは相談にのってもらったり、僕からしたら関西の格闘ゲーマーでかなりお世話になったセンパイみたいな感じです。年もひとつ上やし。

 

――ハイタニさんのことはゲームセンターで初めて顔や声を知ったのですか?

どぐら 彼は全国的に有名なゲーマーだったので、勝率98%?どんなやつやねん!って調べるじゃないですか。ネット上に昔彼が出ていた大会の動画とかがいっぱいあったんで、そういうのではみていて、実際にゲーセンでみた時は「うぉ~ほんまにハイタニいる!」という感じでしたね。

 

――ハイタニさんはどぐらさんの存在をいつごろ知りましたか?

ハイタニ 関西にGUILTY(GEAR)で闘劇優勝した人がいるらしい、という感じで知ってて、俺はストIVを3か月くらいでやめちゃったんですよ。その後にストIVやっている知り合いからベガ使ってるどぐらってやつが強いみたいな話を聞いたりしました。
その知り合いが「梅園さんのベガの大キックは対空で出しても潰されるんやけど、どぐらのやつ(ベガの大キック)はなんか知らんけど勝つねん。」みたいな根拠のないエピソードが印象に残っています(笑)。

どぐら その話おもろいな!

ハイタニ 実際に対戦したのはもっと後ですね。

どぐら 多分初めての対戦は2012年とか。

ハイタニ ストIVアーケードエディションが流行っていたときに、ゲーセンでストIV復帰したんです。当時ゲーセンでストIVの強い奴と対戦したいなと思っていろんなところに行っていて、そのときに初めて対戦して、共通の知り合いがたくさんいたのですぐ知り合いになりました。
途中で(GUILTY GEAR)Xrdをやり始めたんですけど、その時にいろいろ教えてもらったり、お世話になりました。家行って練習したり。俺ら結構Xrdで仲良くなったなというイメージがあります。

どぐら GUILTYシリーズを彼がやり始めて、閉店まで対戦するじゃないですか。帰ろうかと思ったら、お前んちいっていい?って聞かれて、なにすんの?って言ったら、まだ当時まだ家庭用が出ていないのに、調べものしたいとか言って。ひとつ前のバージョンで。
僕んちきて深夜まで調べものして、飯食って、チャリで帰るっていう生活を3か月くらいやってましたね。
どんだけコソ練すんねんと思ってました(笑)。

 

――ハイタニさんが練習している間、どぐらさんはなにしてたんですか?

どぐら 「これこっちのほうがいいんじゃん?」とかアドバイスしてましたね。逆に「実はこれこうやねん!」って知ることもあったので、お互いに成長できて、ゲーマー的にはいい機会だったと思います。

 

――そこまで親交があったのは驚きました。

どぐら だから仲いい方じゃないかな?と思うんだけど、言ったら「交流はある」ってなんか顔見知りくらいの感じで言われたからショックでした。彼の眼にぼくはうつっていなかったみたいです(笑)。

ハイタニ まぁまぁ、交流はある(笑)。


――初対面のときのお互いの印象を覚えていますか?

どぐら 僕自分で言うのもあれなんですけど、結構ミーハーなたちで。ネットでしか聞いたことがないすごく強い人に初めて会うと舞い上がるタイプだったんですけど、ハイタニさんみたときも一緒の感じだったと思います。
わあ、ほんまにおる!って。動物園のパンダみたいな(笑)。

ハイタニ 俺はヤンキーがおるって思いました(笑)。俺はそのとき鉄拳やってたんですけど、隣にうるさいヤンキーおるなと思ってたんですよ。よくみたら、あ!これどぐらや!って、そこで気づきました。

結婚直後の優勝を振り返って
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