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連載【e-JIN】第1回 真剣にゲームと向き合うことはライフスタイル ~株式会社JCG 松本 順一氏~

eスポーツ元年。そう呼ばれて久しい。
海外では賞金総額25億円を超える大規模な大会が開催され、年収1億円以上稼ぐプロゲーマーも少なからず存在する。
2022年のアジア大会で正式競技となることが発表され、2024年のパリオリンピックの種目に採用される可能性が示唆されるなど、世界中で注目度が高まる中、国内ではゲーム・eスポーツ関連業界5団体が統合し年内に新団体を発足することが発表された。
新団体ではeスポーツ「日本代表」選出を見据えたJOCへの加盟や、プロライセンスの発行管理について議論されるなど、にわかに気運が高まっている。

連載「e-JIN」はeスポーツ業界をリードするキーパーソン(e-JIN)へのインタビューを通じて、彼らのパーソナルとeスポーツに懸ける想いに迫る企画である。

記念すべき第一回のインタビューは、株式会社JCGの取締役 松本 順一氏。
JCGは2013年にサービスを開始。以降、オンライン・オフライン大会の運営や配信を中心にeスポーツのトータルソリューションプロバイダーとして多くのゲームファンに親しまれている。その登録会員数は10万人を突破。先日、制作オフィス・スタジオを東京都品川区の高輪台へ拡張移転したことを発表するなど昨今のeスポーツムーブメントの盛り上がりを追い風に業務領域も拡大している。
インタビューを通じて松本氏のゲーム・ゲーム業界に対する思いやJCGのサービスの根底に流れる信念に触れることが出来た。

国内最大級オンラインゲーミング競技大会を運営するJCG代表のゲーム歴

――JCGは様々なゲームの大会やイベントを開催されていますよね。松本さんご自身のゲーム歴を教えてください。

松本 高校卒業後にアメリカへ留学したのですが、その頃友人に勧められてウルティマ オンライン(UO)というゲームを初めてプレイしました。これにはどっぷりハマりましたね。基本的にはオンラインでの対戦ゲームが好きです。留学中もゲームをきっかけに海外交流が出来ましたし、日本の友人ともオンラインで遊ぶことができたので自分の人生の経験においてとてもいい経験が出来たと思っています。今まで特にハマったゲームはUOの他に、リネージュⅡ、Age of Empires Ⅲなどです。2013年からはJCGを立ち上げ、様々なゲームを触るようになり現在に至ります。

 

――松本さんはJCGを設立する以前、様々なRTS(=リアルタイムストラテジー)コミュニティを立ち上げていましたが、どういった経緯で始めた活動だったのでしょうか?

松本 私が初めて就職をしたのはインターネット関連の会社でした。そこでは海外のワーキンググループの中でコミュニティを立ち上げるような活動をしてきました。その流れで自分の好きなゲームでも同じことができると感じ、Age of Empires Ⅲでコミュニティを立ち上げました。それから《楽しく真剣にゲームする輪を広げる》活動を始めました。JCGを立ち上げたあとは、更にこういったコミュニティをもっと広げたいという希望を持っています。



――実際に広がりましたか?

松本 正直に言うと最初は上手く行かなかったですね。JCGを立ち上げる前は実際に自分がコミュニティの中に入り《リーダーシップを取る》というスタンスだったのですが、やはり立場が変わり、自分が中心となってコミュニティを作り上げていくことも少なくなり、やり方を変える必要性を感じました。なので、代わりに大会やイベント等のコミュニティが活動する場を提供することで、コミュニティ作りの主体をユーザーさんに任せることにしました。この方法で沢山の人が関わるコミュニティを作ることが出来たと感じています。《きっかけを創る》という仕組みのコツや大切さを感じました。

1か月に40回大会を開催できる理由
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