USG Enty選手の韓国LoLプロチームAfreeca Freecsゲーミングハウス訪問記&トライアウト配信レポート

プロゲーマーの追っかけ出身である女性ライターのスイニャンがeスポーツ観戦に関するさまざまな情報やコラムを不定期でお伝えします。

9月末から約3か月の予定で韓国に留学中のUnsold Stuff Gaming(以下USG)所属プロゲーマーEnty選手。留学中に韓国のLeague of Legends(以下LoL)プロチームと何か交流ができないかという企画が持ち上がり、これに快く応じてくれたのがAfreeca Freecs(以下AFs)でした。名称こそ「トライアウト」となっていましたが、趣旨としては交流と配信がメイン。Enty選手がAFsの練習室にお邪魔しチーム内の紅白戦に参加、試合を見た選手たちからフィードバックを受けるという内容です。

 

SHIBUYA GAME連載「スイニャンのeスポーツ観ようよ」では前回、韓国留学中のEnty選手の直撃インタビューをお届けしましたが、今回はEnty選手のAfreeca Freecs(以下AFs)訪問記を書いてみました。配信ではお伝えしきれなかった部分も合わせてまとめましたので、皆さんに楽しんでいただければ幸いです。

いざAFs練習室へ……憧れの選手たちとご対面!

アフリカTVジャパンの「中の人」くまさんと、通訳兼MCおよび取材を担当する筆者スイニャン、そしてこの日の主役Enty選手の3名でタクシーに乗り込み、AFsの練習室へ。ソウル市の北部に隣接する高陽市に位置するAFsの練習室は、商業地区から少し離れた住宅地にある高層マンション群の一角に構えられています。配信開始の30分前に棟の入口に到着すると、AFs事務局の社員の方が出迎えに来てくれました。練習室は1階にあり、玄関には立派なチームロゴが……!思わず「おお~!」とテンションが上がるEnty選手。これから始まる交流に、心が躍ります。

玄関入って左側のリビングに当たる場所にいたのは、ジャングラーのSpirit選手、ADCのKramer選手、そしてサポートのTuSin選手の3名。Enty選手は息をのむように小声で「すげぇ、本物だ……」とつぶやいていました。この3名が、一番広いこの部屋で練習しているとのこと。そしてMaRin選手とKuro選手は、玄関入って右側の小さめの別室で練習していました。もともとはリビングで全員練習していたそうなのですが、個人配信のため部屋を分けたそうです。VCもあるので、部屋が離れていても練習には問題がないのだとか。さらにリザーブの選手たちは、リビングの向かい側にある中ぐらいの広さの部屋で5人集まって練習していました。

 

挨拶もそこそこに、急いでゲームと配信のセッティングを開始。この日は韓国向けにMaRin選手が、日本向けにEnty選手がそれぞれのチャンネルで配信を行います。トライアウト1回目はTuSin選手がゲームから外れ、Enty選手のプレイを後ろから見守ることに。最初はTuSin選手が「僕が後ろから見るとプレッシャーになるのでは?」と配慮してくれたのですが、Enty選手が「こんな機会はもう2度とないかもしれないので是非後ろで見てください」とお願いして実現しました。これにはTuSin選手も「おお~!素晴らしい意欲ですね」と感心していた様子でした。

ついにトライアウト開始!Enty選手のピックは「スレッシュ」

(アフリカTVキャプチャ)

13時すぎに配信が開始。今回のトライアウトは全2回で、1回目はMaRin選手、Spirit選手、Kuro選手Kramer選手と同じチームです。すると選手たちが、「Enty、何使いたい?」と聞いてくるではありませんか!Enty選手が「スレッシュ」と答えるや、「ザヤ・ラカン」を空ける条件で相手チームが「スレッシュ」使用を承諾してくれました。さて、試合は両者ともに譲らない接戦に。最終的には互いのネクサスを叩き合うところまでいったのですが、あと一歩のところでEnty選手のチームのネクサスが割られてしまいました。

 

ここからTuSin選手のフィードバックが始まるわけですが、実は試合中に少し配信トラブルがあった影響で、急きょスマホでを配信することに。TuSin選手によると「自分が失敗したときに気落ちしているのがプレイにそのまま出てしまっているのがあまり良くない」とのことで、ゲーム内容よりもメンタル面の問題を指摘。これにはEnty選手も納得している様子でした。その後もスマホ配信を続けていると、どこから見つけてきたのか韓国語のコメントがちらほら。せっかくなのでTuSin選手とSpirit選手、そしてEnty選手によるトークの時間が設けられました。Enty選手が頑張って韓国語で話したことに触発されたのか、韓国人選手たちも日本語を話してくれて非常に和やかなムードに。AFsの選手たち、本当に優しいです。

その後、Enty選手が席を移動してトライアウト2回目。今度はMowgli選手率いるリザーブのチームに合流させてもらって対戦です。Enty選手は再び「スレッシュ」を使って奮闘しましたが、序盤からチーム内のデッド数が増える展開となり、挽回は苦しい状況に。そのまま相手チームが勢いに乗ってネクサスを破壊し、残念ながらEnty選手のチームは負けてしまいました。1回目よりも少し悔しそうな表情のEnty選手。

 

そして今度は、リザーブのサポート選手からのフィードバックのお時間です。ここでは「序盤にプレッシャーをかけなければならない構成でフラッシュが落ちてしまったのが大きかった」という状況分析と、「不利になって消極的になってしまったが、スクリムでスレッシュを使うときはもう少し積極的にプレイしたほうが良い」というアドバイスをいただきました。それでもEnty選手、慣れない環境のなかでよく頑張ったと思います。

思いがけず食事に同席、AFsゲーミングハウスも日本初公開
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スイニャン

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韓国在住経験5年。在韓中の2006年ごろeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を行うほか、語学力を活かして韓国人プレイヤーのインタビュー通訳・翻訳や国際大会の日本代表団引率通訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。

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