ゲームをすることが仕事の社員がいると聞いてにゃんこ大戦争で有名な《ポノス株式会社》を訪れてみた。

《みずイロのeスポーツロケット》
第2回『ゲームをすることが仕事の社員がいると聞いてにゃんこ大戦争で有名な《ポノス株式会社》を訪れてみた。』

2017年6月21日にポノス株式会社がゲーマー社員第一号として《ガリレオ氏》を採用したことが発表された。今まで実業団形式での運営や運営母体の起業という話は聞いたことはあるが《ゲーマー社員》というワードは聞きなれないものであった。しかも、その《ガリレオ氏》はゲームをプレイすることが主な仕事だという。

そんなゲーマーの誰しもが憧れる仕事があるのだろうか。今回、ポノス株式会社(以下、ポノスと称す)にお邪魔して、eスポーツ事業統括の板垣護氏、ゲーマー社員のガリレオ氏とトンピ氏に、この《ゲーマー社員採用》について詳しく聞いてくることにした。

 

ゲーマー社員採用ってなんだろう?

――いきなりなんですが、《ゲーマー社員採用》ってどんな採用なんですか?

板垣 ポノスというゲーム会社がゲーマーをゲーマーとして採用する制度です。

 

――なぜ、ポノスはゲーマー社員採用という取り組みをされているのでしょうか。

板垣 選手の方たちが、活躍していける場をどうやって作っていくかというのを考えた時に、僕がプロゲーマーだった場合、こういう制度があったら嬉しいなというやり方を一回やってみようと思ったんです。それが正解かは分からないのですが、トライアルという意味も含めてやっています。

会社側のメリットとしては選手が有名になってくれることで何かしら貢献してくれればいいという考え方です。《交通費等のお金を出す代わりに、賞金を会社に提供する》という形よりも、選手側のモチベーションアップになるかなと。

別のビジネスモデルで利益を出しながら選手を活用し、活躍していただく様な土台作りがeスポーツ業界には必要だと思ったんです。

 

――ポノスとしてはeスポーツタイトルがまだありませんよね。なのに、なぜeスポーツ事業を始めたのでしょうか?

板垣 今、ポノスはeスポーツタイトルを作っていて、来年春くらいにリリース予定です。私たちはゲームを作るだけではなく、リリースに向けて業界に大きな流れを作り、業界自体を良くしていきたいと考えています。

僕はプロゲーマーの方々を《一緒にゲームを盛り上げていく仲間》だと思っています。しかし、そうなれていない状況はいっぱい見てきましたので。

 

――そう思っているからこそ、こういう取り組みをされているんですね。

板垣 ようやくここまで出来るようになったなという感じです。

ビジネスモデルについて

 

――先ほど、プロゲーマーのビジネスモデルに関してお話をされていましたが、ゲーム会社として、ゲーマーを雇うビジネスモデルはどのようなものになると考えているのでしょうか?

板垣 今、ゲーム会社のビジネスモデルが変わってきてるんです。パッケージ販売ではなく、課金制のスマートフォン向けアプリの時代が来ていますよね。そうすると、継続してゲームを盛り上げていく必要が出てきます。そのためにコミュニティの人たちと如何にうまく付き合っていくかが欠かせない時代になりつつあります。

コミュニティの中にいるプロゲーマーの人たちとの関わり合いがすごく大事な業界に変化してきているので、無視できる状態ではないです。《勝手にやっといてね》ではなく《一緒にゲーム業界を良くするためにどうするか》を一緒に考えていくべき存在なんです。時代の流れ的にも同じ事を言う人が徐々に増えていくんじゃないでしょうか。

 

――ポノスが出すeスポーツタイトルはコミュニティとの付き合い方も含めて、どういったゲームになる予定ですか?

板垣 一番力を入れているのは格闘ゲーム風のアクションゲームです。大会が当たり前になるよう、大会を簡単に開ける機能をゲーム内システムとして搭載しています。

大会が常に行われている。大会をするのが楽しいというゲームになる予定です。

プレイヤーはその大会で優勝することを目指すことで、コミュニティはどうやって優勝するかという話題で活性化していくというロジックです。

 

――毎日大会ってすごいですね。大会があることのプレイヤー側のメリットを教えてください。また、大会は誰でも開催可能なんでしょうか?

板垣 大会で良い成績を残すこと、それ自体が気持ちいいですよね。

ゲーム内のアイテムも手に入る大会もやりますし、別途週1くらいで賞金大会もやる予定です。賞金大会についてスポンサーさんとすでに話を詰めています。

大会は基本的には誰でも開催可能です。

もちろん、大会以外にも、自由に遊べて練習できるような、いわゆるランクマッチ的なモードも搭載しますので、それもやりながら大会に出ることが出来るようなゲームになっています。

 

――今後、ゲーマー社員はどれくらい増えていくんでしょうか?

板垣 明確に何人というのは決まっていません。良い人がいたら都度検討するようにしています。僕が喋っている話に共感してくれる人がいたらその都度話して、合えば…という感じです。

経営的な話になってくるとちょっと待って下さいとなることはありますが、基本的には良い人を、という感じでやらせてもらってます。

 

――ゲーマー社員の方々でプロゲーマーと実況者がいますが、少し分野が違いますよね。どんな方といったような指標はありますか?

板垣 そこは都度話してみて、その方の考え方とポノスの考え方が合うかどうか、確認して合う方を採用していく予定です。

ゲーマーがゲーマー社員になるために
前のページ
1
2
3
次のページ

みずイロ

プロフィールを見る

2005年頃からシューティングゲーム中心にプレイ。2015年からはフリーペーパー「GAME STAR」の発行を行うほか、WEBメディアの運営・取材・執筆活動も行っている。弱点はシナモンとプリン体。

あわせて読みたい

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
NEW
NEW
NEW
すべての記事を見る