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CYCLOPS新加入の日本在住スウェーデン人プロゲーマーWinter選手インタビュー

自身の経歴とスウェーデンのeスポーツ事情を簡単に紹介!

――では、そろそろゲームの話をしていきましょう。まず、StarCraftを始めたきっかけを教えてもらえますか。

友達と一緒に初代『StarCraft』を始めたのがきっかけです。ただ、「もうすぐ『StarCraft II』が出る」というタイミングだったので、初代『StarCraft』をプレイしたのは2年ぐらいでした。そのときに『StarCraft』の3つの種族のうち友達の1人がプロトス、もう1人がテランで私がザーグを選んだんですけど、理由はあまりなかったですね(笑)。もともとeスポーツ観戦に興味はあったんですけど、恥ずかしい話ですがプロゲーマーになりたいっていう気持ちはあまりなくて。でも2013年にオフライン大会に出て初めて勝ってから、プロになりたいと思うようになりました。

――そこからどのようにプロゲーマーになったのですか。

2014年にmYinsanityというチームからオファーが来たんです。でもそのチームはゲーミングハウスがスイスにあって。スウェーデンからはけっこう遠いんですけど、引っ越して1年ぐらいプロゲーマーとして活動しました。チームメイトにはいろいろな国の人がいて、韓国の有名な選手だとStarDust選手やjjakji選手、Sacsri選手などがいました。みんなで一緒に練習したり戦略について話し合ったり、「DreamHack」などヨーロッパのいろいろな国のオフライン大会に行ったりして楽しかったです。

――かなり有名な選手たちと一緒に暮らしていたんですね。ところで今お話しに出た「DreamHack」は、スウェーデン発祥のLANパーティから派生した大会ですよね。スウェーデンでeスポーツって、やっぱり人気あるんですか。

めちゃくちゃ人気あります!「DreamHack」の試合は全部テレビで放送されていて、私も『StarCraft II』のスウェーデン語放送に出演して喋ったことがありますよ。新聞でもeスポーツの欄がありますし、本当に人気です。ただしスウェーデンでは、やっぱり一番人気があるのは『Counter-Strike』ですね。みんなが子どものころからやっているゲームなので。でも、『StarCraft』もみんな知ってはいますよ。

――プロゲーマーになって、家族や友人の反応はどうでしたか。

友達はみんな「すごい」と言ってくれたし、家族もとても応援してくれました。ただしプロゲーマーが多い韓国などでは、高校を卒業したら大学へ進学するかプロゲーマーになるか選ばなければなりませんよね。スウェーデンでは高校卒業後すぐに進学しなくても良いんです。だいたい1、2年ぐらいは仕事をしたり旅行をしたりしてから大学に入るのが普通です。だから、私も高校を卒業したあとプロゲーマーとして活動してから、大学に進学しました。

日本のプロチームCYCLOPS athlete gamingに加入して

―その後、日本へ来てからもずっとプロゲーマーとして活動していましたよね。そして現在に至るわけですが、なぜ今回日本のチームに入ったのでしょうか。

1F Pro Gamingというオーストラリアのチームに所属していましたが、やっぱり日本に住んでいるのでStarCraftが好きな日本の人たちと知り合いたいと思うようになったんです。日本のチームに入れば日本のイベントに参加する機会もあるかもしれないし、もっとたくさんの『StarCraft』ファンに会えるんじゃないかなと思って日本のチームを探していたところ、去年の年末にCYCLOPSから声をかけてもらいました。

――まだチームに入って日が浅いですが、ほかの部門のチームメイトと会ったことはあるんですか。

会ったことはないですね。でも最近大きな大会で勝った『ストリートファイター』のどぐら選手の試合を見て、このチームはしっかりしているなと思いました。海外でたまにある「お金持ちの人が趣味でやっているチーム」っていうのは、あまり好きじゃないんです。そういうところって、eスポーツに興味がなくなるとすぐ運営をやめちゃったりするんですよ。でもCYCLOPSはきちんとスポンサーもついているし、本気でやっているチームだと思いました。まだ大阪のゲーミングハウスには一度も行ったことがないんですけど、とくに地下にある「Osaka esports basement」に行ってみたいです。イベント配信をしているのを見て、面白そうだったので。『ストリートファイター』もあまり知らないんですが、ちょっとやってみたいです。

――近いうちに行けるといいですね。今日はその大阪から来た監督のnazomenさんが見守ってくれていますが、Winter選手から見たnazomenさんってどうですか。以前から知り合いですよね。

私、去年の大会でnazomenさんに負けたんです。初代『StarCraft』ですけど(笑)。でも監督になってからも、関係は以前とあまり変わらないですね。もし『StarCraft』を知らない人が監督だったら、私と良い関係が築けなかったかもしれません。nazomenさんは面白いです。居酒屋に行ったりするとすごく嬉しそうで、明るい人だと思います。

――隣でnazomenさんが「LWJ」(※注 日本の『StarCraft II』オンライン大会、正式名称はLegacy Weekly Japan)に出たいと言っていますけど、今後対戦する可能性もあるんじゃないですか。

最近私もnazomenさんがメイン種族としてプレイしているプロトスを練習しているので、nazomenさんの練習を手伝ってあげてもいいですよ(笑)。

(一同爆笑)

日本のみならず世界で活躍するWinter選手の現在過去未来
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スイニャン

プロフィールを見る

韓国在住経験5年。在韓中の2006年ごろeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を行うほか、語学力を活かして韓国人プレイヤーのインタビュー通訳・翻訳や国際大会の日本代表団引率通訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。

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