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『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCってホントにPC版『FFXV』が快適に遊べるの?実際に調べてみた

提供:Intel / NVIDIA
記事執筆:鳥梨佑
記事編集:SHIBUYA GAME編集部

■目次

1. マイPCだとPC版『FFXV』はどこまで動く?
2.「高品質」設定は何がすごい?
3.『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCのお手並み拝見
4.『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCは4K環境でもなんとか動く?
5. 複数メーカーから販売されている『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PC

私はゲーミングPCを持ってはいるんですが、購入してからずいぶん経ちますし、中身は一切買い替えていません。そのため、ハイエンドクラスのゲームを最高画質で遊ぼうとするとフレームレート(fps)がガタ落ちしてしまいます。そろそろ中身を一新しようかなーと思ったものの、マイニングブームや、PCゲームで遊ぶ子供の増加といった事情からか、グラフィックカード(GPU)やメモリ(RAM)は値上がりしがち……。なかなか手が出せません。Steamでセールが実施されるたびに財を投じているとか、スマホゲーのガチャでじゃぶじゃぶお金を使っていた、といった事情では決してないのです。はい。

この通り資金は乏しいんですが、パーツを一新するか、新しいPCを買おうか悩ませるゲームが最近発売されてしまい、だいーぶ心が揺れています。そのタイトルは『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』(以下、PC版『FFXV』と表記)。4K+HDR10に完全対応し、PlayStation4版の『FFXV』よりも画質が大幅にパワーアップしているのが、本作最大の特徴です。画質がゲームの面白さを決めるわけではないのですが、ここまでグラフィックが精細だと、『FFXV』の世界を動き回るだけでも楽しそう、と思わせるほどにクオリティが高いのです。

PC版『FFXV』公式トレーラー。ぜひ、画質設定を高くしたうえで視聴してみてください

スクウェア・エニックスのPC版『FFXV』公式サイトでは、PC版『FFXV』の画面解像度が720p(HD:1280×720ドット)/1080p(フルHD:1920×1080ドット)/2160p(4K:3840×2160ドット)で動作するPCの環境が公開されています。また、PC版『FFXV』用ベンチマークソフト(詳細については後述)を使って計測した結果の平均値も、同様に掲載されています。これら情報を参考にしてGPUやRAMを買い替えてもいいのですが、実際にこのスペックのPCでプレイしているところを見たわけではないので、二の足を踏んでしまいます。

引用元:FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION (PC) | SQUARE ENIX

そんな折、SHIBUYA GAME編集部のKさんから「今さぁ、会社のツテで『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PC借りてて、PC版『FFXV』もあるんだよね~。ウチで触らせてあげるから記事書いてよ~」とタイミングよく依頼されました。まさに気になっていたネタだったので、(Kさんの態度は気になりましたが)快く引き受け、この記事を書いているわけです。

「『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PC」と名乗るには、スクウェア・エニックス独自の検証基準を満たし、動作確認を受ける必要があるので、スペックと動作については太鼓判を押されています。が、そんなPCでPC版『FFXV』がどのくらい快適に動くのか、やっぱりこの目で確かめてみたいという気持ちもあります。というわけで、この記事では、『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCの動作など、スペック面で気になる点を調べてみました。

マイPCだとPC版『FFXV』はどこまで動く?

「そもそもこの記事ってPRだし、実はお前の環境でも結構快適に動くんだろ?」と思われるかもしれませんが、本当に動きません。私の環境をざっくり挙げると、以下の通り。

こうして見てみると、GPUの力不足が目立ちますが、それ以外はそこまで悪くはないスペックだと思います。先ほど挙げたスクウェア・エニックスの「必要動作環境」は満たしていますし。

で、このPCにPC版『FFXV』をインストールしてみて動作やグラフィックについて語るのもアリなんですが、私の感想だけだと客観性に乏しいですよね。そこで、スクウェア・エニックスから配布されている、PC版『FFXV』向けのベンチマークソフト「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を利用してみます。
このベンチマークソフトを使うと、現環境でどの程度PC版『FFXV』が快適に動くのか、スコアと映像で確認できるのです。PC版『FFXV』の購入を考えている方は購入前に、このベンチマークソフトか、体験版を利用してみましょう。

ベンチマークソフトのメイン画面

PC版『FFXV』用ベンチマークソフトの設定項目はグラフィックスの品質、画面解像度、画面モードの3種だけなので、比較的簡単に実行可能。グラフィックスの品質は「高品質 / 標準品質 / 軽量品質」から、画面解像度は「3840×2160 / 1920×1080 / 1280×720」から、画面モードは「ウィンドウモード / フルスクリーン」から選ぶだけと、各項目の選択肢も少なめ。計測時間は約6分30秒と少々長めではありますが、全パターンを実行してみて、グラフィック設定と解像度、fpsのバランスが取れた組み合わせを探ってみる、ということも試しやすいでしょう。

なお、グラフィックスの品質の違いは、以下の通り。

引用元:FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX

それでは、私のPCでベンチマークソフトを使ってみます。まずは、「高品質」「3840×2160」「フルスクリーン」の設定で試してみました。手持ちのディスプレイの解像度はフルHD、つまり4Kには非対応なため、「3840×2160」にする意味はありません。ですが、最高の設定だとどれだけの負荷がかかるのかテストする意味で選択しています。なお、以降のテストでは画面モードについて言及しませんが、すべて「フルスクリーン」を設定したうえで、実行しています。

テストの結果はこちら。

「動作困難」の字面とテキストデザインから、相当酷い結果であることが窺えます

スコア「669」。評価「動作困難」。ものすごく酷い結果なんだろうな、とは想像できますが、具体的にどれくらい悲惨なものなのでしょうか。

そもそもこのベンチマークソフトにおけるスコアはfpsに依存した数値を表し、スコアによって評価が変わります。スコアと評価について、スクウェア・エニックスの説明を引用したものを以下に載せます。

引用元:FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX

この説明を参照する限り、今回の結果は最低の評価だとわかります。
ベンチマーク開始直後に、トラクターから主人公一行が利用する車「レガリア」を降ろすシーンがあるのですが、fpsが低すぎてレガリアがバウンドしているようにしか見えません。その時点で嫌な予感しかしませんでしたが、客観的な評価を出されるとショックが倍増します。
また、結果表示画面で「Webで確認」をクリックすると、専用のWebページが表示されます。同ページでは、ベンチマークの設定ごとに計測されたGPU名とスコアの平均値が表示され、自分で実施したテスト結果も確認できます。

これはひどい

さらに、PC内部の様子を監視・記録するソフトも利用し、ベンチマークの開始・終了とほぼ同じタイミングのログを取りました。その結果もチェックしてみましょう。

GPU使用率はほぼ100%、GPUの温度は60℃前後、CPUの温度は50℃前後でそれぞれ安定していたので、グラフから省きました(以降のグラフも同様)。それにしてもつらい

fpsはかなり低いだろうと予想していましたが、まさか1桁台とは……。ちなみにfpsの最大値が77となっているのは、ベンチマーク開始直後の読み込み時のものだと思われます。CPUの使用率は最大83%、平均24%で、意外と働いているように見えます。これはPC版『FFXV』で採用されているスクウェア・エニックス製のゲームエンジン「LUMINOUS ENGINE」がCPUパワーも利用するよう最適化されているからだと思われます。

スコア(fps)の低さについて念のためにフォローしますと、たしかに4K映像を描画するのは負担が非常に重いです。フルHDと4Kの画素数を比較すると、フルHD(1920×1080ドット)は207万3600画素に対して、4K(3840×2160ドット)は829万4400画素と、4倍もの差があります。単純に考えるだけでも、一度に処理する量が4倍に増えるので、相当きついのです。

それならば「1920×1080」(フルHD)の設定なら快適に動くのではと考えましたが、そうはいきませんでした。3種の画質でテストした結果を、簡単にまとめます。

軽量品質だとようやく動きが滑らかになる印象ですが、評価は「快適」に一歩足りません。また、軽量品質のグラフィックは粗く、PC版『FFXV』の長所を生かせません。

その後もテストしてみたところ、私のPCの場合、「快適」と評価される設定の組み合わせは「標準品質」「1280×720」でした。この状態だとfpsが平均60くらいは出ていそうなので納得の評価ではありますが、フルHDディスプレイを使ってフルスクリーン表示すると画面がぼけてしまいます。「高品質」「1280×720」の場合でも「普通」という評価なので、私には『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCが必要という結論に至っています。

HD相当の解像度に落としてもこの評価。「高評価」の壁は思った以上に高い
やっと「快適」評価がもらえましたが、ここまで設定を下げてしまうと、今度は美しい描画を楽しめません

「高品質」設定は何がすごい?

先ほどのベンチマークの結果を見ると、「1280×720」というHD相当の解像度でも、「高品質」設定だとスコアが伸びません。この理由は一体何なのかというと、NVIDIA GameWorksのシミュレーション・レンダリング技術を実装していることが、大きく影響していることが考えられます。どういった処理を行っているのか、その一例を画像・動画で紹介します。

NVIDIA Turf Effects

リアルな草や植物をシミュレートします。左側が「NVIDIA Turf Effects」オン、右側がオフの状態です
NVIDIA公式動画

NVIDIA HairWorks

数十万本もの毛をリアルタイムでシミュレートします。左側が「NVIDIA HairWorks」オン、右側がオフの状態です
NVIDIA公式動画

NVIDIA Flow

炎、煙などのゆらめきをリアルに表現

ほかにも、影をシャープに表現する「NVIDIA Hybrid Frustum Traced Shadows」や陰影表現の技術「NVIDIA VXAO」も導入されています。こうした高レベルなリアルタイムの処理を行うことが、要求スペックの高さにつながっているのです。

『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCのお手並み拝見

『FFXV WINDOWS EDITION』の要求スペックの高さがわかったところで、今回貸していただいた推奨PCのチェックに入りましょう。

スペックを見るだけで、自分のPCよりずいぶんと格上なのはわかります。では、このスペックがどの程度のものなのかを測るため、定番ベンチマークソフト「3DMARK」を利用してみます。同ソフトではいくつものテストが用意され、テストごとにもプリセットが複数存在するのですが、ここではテスト「Time Spy」を使ってみます。

高性能PC向けを謳うTime Spyの実行結果
「Time Spy」の実行結果を他のPCと比較したもの。4KゲーミングPCとほぼ同じクラスであることがわかります

この結果を見る限り、かなり良いスコアをはじき出していることが一目でわかります。実際、「Time Spy」の映像はリアルタイムレンダリングとは思えないほど美しく、水晶のようなオブジェに光が反射する様子は目を見張るものがありました。

『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCは4K環境でもなんとか動く?

長々とお話や調査をしてきましたが、それでは肝心のPC版『FFXV』用ベンチマークソフトの実行に移ります。あらかじめ断っておきますと、『FFXV WINDOWS EDITION』の推奨PCだからといっても「高品質」「3840×2160」の設定だと「快適」の評価は得られません。冒頭でお話したPC版『FFXV』用ベンチマークソフトの計測結果がまとまったWebページを見てみても、2018年3月19日時点で最強クラスのGPU「NVIDIA TITAN V」でさえスコアは「5115」、つまり「やや快適」レベルなのです。
PC版『FFXV』と専用ベンチマークソフトは、GPUを複数枚利用するNVIDIAのSLI、およびAMDのCrossFireに非対応なので、現状これ以上のスコアアップは見込めない、といっても過言ではありません。

そういった事情のなか、この推奨PCではどれだけのスコアを残せるのでしょうか。

4K(3840×2160ドット)

開始直後はローディング画面しか映らない関係でfpsが跳ね上がっていますが、見やすさを考慮してグラフから省きました(以下も同様)

フルHD(1920×1080ドット)

結果から「『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PC」の名に偽りなし、ということが改めて確認できました。ベンチマーク実行前は、「3840×2160」の設定だと厳しいかな、と予想していたのですが、スコアと評価以上に頑張っていたように見えました。4Kディスプレイを所持していて、その力を発揮したいなら「3840×2160」「標準品質」でなかなか快適に使えるのでは、と思っています。

まだまだゲーミング用4Kディスプレイがあまり出回っていない世の中ですから、フルHDディスプレイで十分だと思う人は多数派だろうと思います。そうしたなかで、フルHD相当の解像度、かつ高品質の状態で快適に動作する『FFXV WINDOWS EDITION』の推奨PCは、かなりデキるヤツだといえます。

なお、PC版『FFXV』本編では、NVIDIA Turf Effects / NVIDIA HairWorks / NVIDIA Flowといった機能を個別にオン・オフ切り替えられます。なので、ちょっとだけ画質を妥協してfpsの向上・安定化を図るという方法を採ってみるのもおすすめ。
こうした設定の一部は、体験版でもカスタマイズできます。PC版『FFXV』の公式ベンチマークソフトでおおまかに自分に合う設定の組み合わせを探り、体験版でカスタマイズして調整する、という方法を試してみるのも良さそうです。

本編では、様々なグラフィックオプションを選択できます

複数メーカーから販売されている『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PC

高解像度、高品質設定で快適にプレイしようと思うと、要求スペックが高いPC版『FFXV』ですが、今回検証したPCくらいのスペックがあれば安心、ということがベンチマークソフトを使ってみてわかりました。似たようなスペックのPCで本作をプレイするなら、「高品質」「1920×1080」の設定であれば、動きの滑らかさと映像美を両立できるでしょう。

そんなPCを持っていないという人は、2018年5月31日(木)まで開催しているゲーミングPCの購入キャンペーンを利用しつつ、PCを新調してみてはいかがでしょうか。

キャンペーンに応募すればSteam版『FFXV WINDOWS EDITION』本編で使えるアイテム2種が必ずもらえるうえ(アイテムの提供は2018年3月下旬以降)、40型4KテレビやRazer Ornata Chromaキーボード(日本語配列)+Razer Lancehead Tournament Editionマウス+Razer Goliathus Cosmic Extendedマウスパッドなど、没入しやすい環境でPC版『FFXV』を楽しめるグッズが抽選で当たります。

応募方法は、まず対象店舗において「Core i7-8700K」と「NVIDIA GeForce 1060(6GB VRAM)以上」を搭載したPCを購入。その際にもらえるシリアルコードを、キャンペーンサイトにて入力し、各種項目を記入すれば応募完了です。今回の検証からも分かる通り、キャンペーンの条件を満たすゲーミングPCであれば、PC版『FFXV』を快適にプレイすることができます。

キャンペーンの対象となるのは、次のブランドです。

また、これらのうち5つのブランドからは、『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCも販売されています。

何を買えば良いか分からない、という方は、下記の『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCの中から選んでみてはどうでしょうか。

サードウェーブファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION 推奨パソコン GALLERIA ZV

サイコムG-Master Hydro Z370-XV

TSUKUMOG-GEAR ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION推奨パソコン | ハイエンドモデル

マウスコンピューターG-Tune 1712NG-i670PA1-15

※画像はイメージです
※キャンペーン対象外となります

ユニットコムLEVEL∞ LEVEL-R037-i7K-XNA-XV

※『FFXV WINDOWS EDITION』推奨PCの中には、応募条件を満たすためにカスタマイズが必要なものもあります

なお、キャンペーンの詳細については、専用のキャンペーンサイトに記載されています。

という告知したところで、次はPC版『FFXV』を実際にプレイし、その映像美と面白さについて語ります! ではでは早速プレイさせていただいて……。え?時間が押してるから中止?ここから先はプロゲーマーに遊んでもらう??なんですかそれ……初耳ですよ……。

うーん……大変遺憾ではありますが、私の役割はここまでのようです。次回の記事では、CYCLOPS athlete gamingに所属するプロゲーマー・キマリさんにPC版『FFXV』をプレイしてもらい、そのレポートやインタビューが載るそうです。お楽しみに!

「こんなリアルでおいしそうな料理がいっぱい出てくるんですよ!すごいですよね~、プレイしたいですよね~」と、4K・高品質設定にしているためスコアが低いのに気づかないまま煽る編集部Kさん

 

© 2016-2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

※記事に記載しているベンチマークスコアや検証結果はすべて編集部調べです。

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鳥梨 佑

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IT業界で活動するライター・編集者。「メーカーの応援になるから無駄遣いじゃない」を免罪符に、面白そうなモノやアプリ、ゲームにお金をつぎ込みがち。

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