FPS初心者がハマった「IEM Sydney 2018」動画付きレポート!『CS:GO』の魅力とは?

記事執筆:佐島蒼太(@sajimamijas

2018年5月4日(金)から6日(日)にかけて、世界最大級のeスポーツイベントである「Intel Extreme Masters Sydney 2018」(以下、IEMシドニー2018)が開催された。

筆者は幸運にもIntelとLEVEL∞(パソコン工房のゲーミングPCブランド)から招待を受けて現地へ足を運ぶことができ、見事『CS:GO』観戦にハマってしまった。

今回は、『CS:GO』観戦がいかに楽しかったかをお伝えすると共に、優勝チーム「FaZe Clan」の活躍も紹介していきたい。

会場には、連日7000人もの観客が訪れた

IEMは、eスポーツリーグの運営会社ESLと半導体メーカーのIntelの協力のもと、世界中の都市で開催されている大規模なeスポーツ大会。シドニーでIEMが開かれたのは去年に引き続き2回目で、本大会の採用タイトルは大人気FPS『Counter-Strike: Global Offensive』(以下、CS:GO)だ。

『CS:GO』といえば、”超コアな人だけが楽しめるゲーム” というという印象を持っている人も多いのではないだろうか。かくいう私もその1人だった。

シドニーに行くまでは。

基本的なルールさえ分かれば楽しめる

大会が始まってみると、『CS:GO』が非常に観戦しやすいゲームだということに気付かされた。

基本的なルールは簡単で、対テロ特殊部隊5人とテロリスト5人が戦うチーム制のシンプルなFPSだ。マップ上にはA地点とB地点が設定されており、テロリスト側はどちらかの地点に時限爆弾を設置し、爆破まで爆弾を守らなくてはならない。対テロ特殊部隊側は爆弾設置を阻止するか、設置された爆弾を解除して、両地点をテロリストから守らなくてはならない。

これを繰り返し、先に16ラウンド先取した方がマッチを制する。準決勝までは2マッチ先取(BO3)で、決勝は3マッチ先取(BO5)となる。

細かいルールは多々あるが、両チームが何を目標にしているかが分かっていれば、ゲーム内で何が起こっているか大体把握することができる。

さらに、観客が一歩踏み込んで試合を楽しめるよう、観戦画面にも工夫がされている。

動画を再生していただくと分かる通り、観戦画面では対テロ部隊側には青色の枠が、テロリスト側にはオレンジの枠がつけられている。そして、グレネードやスモークグレネードなどの投擲物の軌道も可視化されている。

観客には障害物の向こうに誰がいるのか分かるため、「今、スモーク(煙幕)の向こうに敵がいたのに」「もう少し待ち伏せしていたら、角から出てきた敵を撃てたのに」といった緊張感を味わうことができるのだ。

▲観客には壁の向こうに敵が居るということが分かるので、誰が誰を倒せそうなのかを把握しやすい
引用元:Astralis vs. Faze [de_Train] Map 3 – Grand Final – IEM Sydney 2018

しかし、いくら観客がハラハラしようとも選手のプレイは微塵も左右されない。映画を見ている子供が、「後ろに敵がいるよ」と画面に向かって叫んでいるのと同じ状況だ。

そう分かってはいても、会場にいる7000人の観客と一体となって手に汗握るのは、めちゃくちゃ楽しい。

会場の盛り上がり方が尋常じゃない

「オーストラリアの観客は “unbiased”(公平)で、『良いプレイ』なら敵味方関係なく全力で盛り上がる」

IEMシドニー2018の司会やコメンテーターが揃って口にしていた言葉だが、これほどシドニーの観客を端的に表したものはない。

オーストラリアの観客は、これでもかというくらい盛り上がるのだ。百聞は一見に如かず、まずは開幕カウントダウンの様子を見てもらいたい。

舞台の演出の派手さにも驚かされたが、その波に観客が全力で乗っかるというのは、なかなか経験できるものではない。まさに海外で「スポーツ観戦」をする醍醐味だろう。

なお、オーストラリアの観客は 普段こそ “unbiased”(公平)と評されているものの、今回の大会では少しばかり雰囲気が異なっていたようだ。というのも、本大会の決勝プレイオフには地元オーストラリアのチーム「Renegades」が進出していたのだ。

Renegadesは昨年の「IEMシドニー2017」にも出場していたが、プレイオフに出場する前に敗退してしまった。今年は雪辱を果たしてのプレイオフ進出だったため、観客の気合いの入り方が一味違ったというわけだ。

以下の動画は、Renegadesが大会1日目(準々決勝)にドイツのMousesportsと対戦した際の様子を収めたものだ。接戦の末に1マッチを制し、観客の興奮は最高潮に達した。

動画後半の「ニフティ」コールは、数々のスーパープレイでRenegadesを牽引したNoah “Nifty” Francis選手に送られたもの

この後、Renegadesは準決勝進出まであと1ラウンドまで迫るものの、Mousesportsに逆転を許してしまい、準々決勝で敗退という結果に終わった。しかし筆者は会場の熱気に感化されて、試合が終わった頃にはすっかりRenegadesファンになっていた。

余談だが、ミーハーな筆者はRenegadesの試合直後に物販コーナーへ走った。ところが、お目当てのRenegadesのユニフォームのみ完売……。

胸元のrenegade(無法者)のロゴが非常に格好良い
引用元:Renegades Player Jersey 2018|ESL Shop

8,000円ほどするユニフォームが飛ぶように売れることからも、Renegadesがいかにオーストラリアのファンに親しまれているかが分かる。

オーストラリア、アツすぎるぞ。

優勝チーム「FaZe Clan」の活躍をご紹介!筆者のお気に入りは0キル10デスから這い上がったrain選手
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佐島蒼太

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「ボストン育ち」とホラを吹き続けている編集者・ライター。好物は硬派なアクションゲーム。季節ごとにやってくるSteamセールが預金残高を削っていくことに頭を抱えている。

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