【第3回CoDプロ対抗戦】自身、そしてチームの課題と向き合った1ヶ月。快進撃を見せた「Libalent Vertex」にインタビュー

記事執筆:堀越滉平(@r1koshiii

2018年6月23日(土)、「コール オブ デューティ ワールドウォーⅡプロ対抗戦」の第3回が開催された。

プロ対抗戦は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が日本国内の6つのプロチームを集めた賞金総額1,000万円のeスポーツ大会。4月21日(土)より開催しており、約半年間に渡って続くリーグ戦だ。

第2回のレポートでは、「Libalent Vertex」と「DetonatioN Gaming」の2チームに注目したが、第3回では主に「Libalent Vertex」に注目して観戦してきた。

試合に臨むLibalent Vertexのメンバー

配信前に行われた試合(配信外試合)では、リーグ戦首位を走るRush Gamingとの対戦カードだったこともあり、個人的にもハラハラドキドキしながら観戦した。すると、会場の誰もが全く予想だにしなかった展開となった。

圧倒的成長!Libalent Vertexの快進撃

写真提供:コール オブ デューティ ワールドウォーⅡプロ対抗戦

前回(第2回)が初陣だったsitimentyooo選手(@sitimentyo1)は、チームに合流してから2、3日しか練習する時間が無いまま試合に臨んだ。試合終了後には悔しさが滲むツイートをしていたのが印象的だった。

それから1ヶ月。メンバー一丸となって準備を重ね臨んだRush Gamingとの対戦では見事その成果を見せつけてくれた。

2マップ目のSEARCH&DESTROYは、スコア6-5という接戦の末Libalent Vertexが勝利。Inaba UR選手(@InabaURr)がSR(スナイパーライフル)で3人抜きをするシーンもあり、見所満載な展開だった。

プレイ以外の面で印象的だったのは、Libalent Vertexの各選手の声出しが徹底されていた点だ。観戦していた他チームの選手、運営スタッフからも大きな声援が沸き起こっていたがそんな中でもLibalent Vertexの選手達の声が会場で1番良く通っていた。

「ナイス!」「センターカット!」など、メンバーにしっかり伝わるよう大きな声でコミュニケーションしていた。こまめな報告と明確な指示出しが、勝利に繋がったのかもしれない。

結果、Rush Gamingを3−0のストレートスコアで下したLibalent Vertex。「何が起こっているんだ……!?」現場で取材をしていた筆者はもちろん、対戦の行方を見届けた会場全体が驚きに包まれた展開だった。

今回は、そんな劇的な勝利を収めたLibalent Vertexの選手4名にインタビューを行った。

味方を「信頼しきった」からこその勝利

左から、E3NCOUNT選手(@E3NCOUNT)、sitimentyooo選手、Inaba UR選手、Nicochaaaaaaaann選手(@_prqr
E3NCOUNT選手が俯いているが、落ち込んでいるわけではない

――初戦のRush Gaming戦、相手チームが得意とするCAPTURE THE FLAG(CTF)、HARDPOINT(HP)で圧倒していましたが、どんな作戦で臨みましたか?

sitimentyooo Rushが相手だからといって、偏ったルールの練習はしていません。ルール・マップ関わらず練習し、どのルール・マップでも手応えを感じていました。今回は初戦から練習してきた通りの動きができたので、勝利できたんだと思います。

Nicochaaaaaaaann 自分たちが占領しているエリアをどんどん大きくしていきました。戦線をあげることによって、安全に敵を倒せるように形を作りました。結果的に、1人がミスをしても大きな影響が出ない動きになり、試合の流れを掴むことができました。

――なるほど。初戦の試合ではLibalent Vertexのキルログしかないような状況があったのも、大きくエリアを取っていたおかげなのでしょうか?

sitimentyooo それもありますが、練習の中で気づいたことはすぐにメンバーに共有するようにしていて、特にNicochaaaaaaaann選手と僕で撃ち合いに勝つためのポジションなどを研究していました。

Nicochaaaaaaaann 味方同士、強く信頼しているからこそ思い切った立ち回りをしています。ここで味方がやられたらまずいとわかっているシーンでも、信頼して任せていました。そのような場面で味方がしっかり撃ち勝ってくれたからこそ、僕の動きが上手く機能したんだと思います。

――「信頼」と言えば、先月の第2回ではsitimentyooo選手が加入してから、2〜3日しか練習ができなかったとお聞きしました。

Nicochaaaaaaaann めんちょうさん(sitimentyooo選手)は確かに悔しい思いをしてましたね。DAY2(第2回)が終わってからは、質の高い練習をしてきました。チーム全体の動きの確認、動画でプレイを振り返って改善していくなど、毎日行っていました。

sitimentyooo 僕はとにかくチームに合わせて、連携力を高めることに注力しました。その甲斐あってか、チームとして出来上がってきたなと思っています。

――ありがとうございます。大きくエリアを取る形など、具体的な動きはどのように決めているのでしょうか?

Nicochaaaaaaaann 僕自身、海外プレイヤーの戦法を研究していて、日本で行われている動きとの違いを見つけたらすぐにチームメンバーに共有していました。そこから、ほかのチームがしていない戦法はないか話し合い、今日の試合に向けて練習してきた感じです。

練習通りのプレイが出来たRush Gaming戦

――プレイ以外で1つ。みなさんの試合中の声がとても良く聞こえていたのですが、報告等で意識されていたことはありますか?

Nicochaaaaaaaann 声に関しては、みんなテンションがあがればうるさくなるくらいで(笑)

一同:(笑)

Nicochaaaaaaaann その上がったままのテンションでプレイしていました。初戦で言うと、HARDPOINTでは大差で勝利し、勢いに乗れました。SEARCH&DESTROYでは危ない場面もありましたが、勝利。CAPTURE THE FRAGでは、練習通りの動きができて良いテンション・流れで、進むことができました。

sitimentyooo うるさくなってしまうのが良いのか悪いのかは分からないですが、本当に楽しくプレイして、試合に勝利できたので、とても良かったです。

“情けない自分” を変えた1ヶ月間
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WRITTEN BY

堀越 滉平

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FPS・TPSが大好物な新米ライター。「話題のゲームはとりあえず買っておく」がモットーなせいで、未開封なゲームを積みがち。いつかeスポーツの大会で東京ドームが埋まる光景を見たい。

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