テレアナからeスポーツ実況者へ転身した平岩康佑さんにインタビュー。eスポーツ業界に入ったきっかけからeスポーツ実況の課題まで聞いてきました!

2018年6月、アナウンサーの平岩康佑さん(@kouhiraiwa777)が朝日放送テレビを退職し、eスポーツ実況者として活動することを表明、さらにeスポーツ実況に特化した会社「ODYSSEY(オデッセイ)」を立ち上げたというニュースが報じられました。世間での注目度は高く、個人的にはeスポーツ業界を盛り上げるキーパーソンの1人になってもらえたらいいな、と期待しながら動向をチェックしていました。

それ以降、平岩さんの名前はeスポーツの大会でよく見かけるようになり、早速活躍しているようでしたし、「インサイド」「Game*Spark」と「SHIBUYA GAME」の共催イベント「ALL NIGHTでフォートナイト」でも実況していただきました。そんな縁もあって、今回はインタビューできることに。eスポーツに専念することを決めた理由、現在のeスポーツ実況に感じている課題など、いろいろ聞いてきました!

仕事もプライベートもゲーム漬けの日々はとても幸せ

――まず、eスポーツの世界に足を踏み入れようと思った理由を教えてください。

ここ数年は毎年のようにeスポーツ元年だと言われ続けていたのですが、最近は本格的に人気が出るんじゃないかという雰囲気をひしひしと感じていました。そう思っていた矢先、eスポーツの大会「RAGE」で『Shadowverse』の実況を担当させていただいたのですが、実況の準備から本番まですべてが楽しかったという体験が、頭から離れなくなりました。

そんなeスポーツが自分抜きで流行に乗ってしまったら絶対後悔する!現場で実況していたい!と感じるまでに思いがふくらみ、eスポーツの実況に専念することを決めました。

――そう思わせるほどに、eスポーツの実況が魅力的に感じたんですね。eスポーツの実況は、テレビ局でのスポーツ実況と比べて何がそこまで楽しかったのでしょうか?

やはり、生きがいともいえるほど好きなゲームに携わることができた、という点が大きいです。スポーツ実況も興奮する瞬間、楽しくなる瞬間はたしかにありましたが、あくまで仕事だと割り切っていた部分がありました。プライベートを犠牲にしてまでスポーツに関わりたいか、と聞かれると肯定できない気持ちがあり、「スポーツが心の底から好きだ」とは言えないと実感しました。

一方のeスポーツはというと、元から休日はゲームをしていたので、プライベートを犠牲にしているという感覚はまったくありません。ゲームをプレイすることが仕事につながる今の環境は、すごく幸せです。忙しくなりすぎてしまい、(仕事に関係ない)ゲームがしづらいというジレンマを抱えているのが、唯一の悩みでしょうか(笑)。

――ゲームをしているけどゲームができない、というのはゲーム業界関係者あるあるかもしれません(笑)。そのくらい忙しいとなると、スケジュールはよほどきついんでしょうね……。

ODYSSEYのことをニュースメディアに取り上げてもらってから、問い合わせのメールが絶えないという状況が1週間以上続きました。

そのおかげもあって、ODYSSEYを立ち上げてから最初の1ヶ月は1日3、4件以上、会社に伺って仕事の打ち合わせをしたり、取材を受けたりといった日々を過ごしました。ゲームメディアさんやゲームメーカーさんなど、さまざまな会社からお声がけいただいており、ありがたく思っています。

この先の週末の予定だけでいえば、来年の1月までほぼ埋まっています(※)。まったく空きがないというわけでもないので、(依頼を検討している方は)まずは問い合わせていただきたいです。

※eスポーツの大会はたいてい週末に実施されるため、実況者としての活動は週末に偏る

――(宣伝うまい……)いくら好きなゲームに関わっている仕事とはいえ、それほどハードな日々を送っていると、イヤになることはありませんか?

全然そんなことないです!これはあくまで私個人の意見ですが、仕事を生きがいにするよりは、生きがいを仕事にした方が良いと思っています。

――と言いますと?

仕事を生きがいにしていても、定年を迎えるとそれで終わってしまうじゃないですか。一生懸命に仕事をしすぎてしまい、いざ仕事がなくなった時にこれからどうしよう、と悩んでいる方が多いような気がしてします。

食事や飲みに行っても、昔の仕事の話ばかりしてしまうのも寂しい。そうなってしまうんだったら、生きがいを見つけてそれを仕事にするのが、難しいでしょうけど、一番理想的な生き方だと思います。

――生きがいを仕事にできている現状は、平岩さんにとって理想的。だから仕事がイヤにもならないと。ちなみにですが、eスポーツの実況をされてきて、一般的なスポーツの実況で違いを感じることはありますか。

実況するという観点では、とくに違いは感じていません。ただ、eスポーツの場合はタイトルによってはアップデートによりキャラやカードの性能、ルールなどが変わります。野球でいきなり「バットを2本持っていいルールになる」「○○選手が左打ちから右打ちに変わる」なんてドラスティックな変化はまず起こりませんが、ゲームでは起こり得ます。

そのため、(スポーツに比べて)ゲームに対する勉強時間は長くなったと思っています。

会社名の由来はクルマ?
前のページ
1
2
3
4
5
次のページ

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

WRITTEN BY

藤縄 優佑

プロフィールを見る

波動拳コマンドすらおぼつかないレベルの腕前だが、ゲームは好きなライター・編集者。

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
NEW
NEW
NEW
すべての記事を見る