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STGの魅力を再確認!シューター兼『VRITRA COMPLETE EDITION』開発者とSTG(とeスポーツ)についてゆるーくおしゃべり

STGの魅力は短い時間でも「濃く」遊べること

――STGの定義を決めたところで本題に移りましょう! まず、STGの魅力ってなんでしょうか?

プレイ時間が短くても、満足感や達成感、爽快感を十二分に味わえるところですね。プレイ開始から5分もあればボスとのバトルを楽しめるので、初めて遊ぶタイトルでも面白さを感じ取れます。1ステージ5分という短いサイクルを数回繰り返し、30分程度でクリアできるというボリュームが、個人的にはSTGの理想ですね。

数分でゲームが一区切りするというサイクルは、個人的にも性に合っています。ここで指すSTGとは違うんですが、たとえば『スプラトゥーン』だと1試合は最長でも5分と短い。このサイクルがSTGと似ているからか、累計1000時間くらいは遊んじゃってます(笑)。

トータルのプレイ時間はどれだけかかってもいいんですが、それはハマった結果としてそうなっただけ。ゲーム側が長時間のプレイを強いるのではなく、1プレイは短時間でも、面白いと思える瞬間が何度もやってくるのがSTGの魅力、強みだと思います。

――短い時間でも濃厚なゲーム体験ができるのはSTGだけではないかもしれませんが、たしかにそうした部分は魅力的ですね。

初めてのプレイではクリアを目指し、クリアできたら今度はノーコンティニュークリア、その次はハイスコア更新を突き詰めていく、といった具合で遊び方がどんどん変わっていくのも楽しいです。そのなかで、敵を倒す順番やルート取りなどのパターン組みを試行錯誤するのも、STGの醍醐味の一つです。

――そう聞くと、ゲームが上手い人ほどハマりそうな気がします。STGって難しいものが大半で、私なんかはノーコンティニュークリアをしようと思ったこともないんですが、なんだかんだで楽しめてはいます。

誰が遊んでも、STGが楽しいと感じてもらえる魅力はあると思います。ボタンを押せば自機が弾を放ち、弾が敵に当たれば倒せる。そして敵の攻撃はレバー操作で避ける、というのがSTGの基本システムです。ゲームとしては非常にシンプルで、ゲームの根幹に一番近いジャンルといえるでしょう。

小学生の息子が友達を自宅に連れてくることがあるんですが、その子たちに『VRITRA』をプレイさせてみると、すんなりと面白がって遊んでくれるんで、年齢に関係なく受け入れられそうではあります。

――STGのシンプルなゲーム性は、子どもから大人まで面白がってもらえるジャンルだということですね。

今はSTG人気が落ち込んでいる時代ですが、若い子でも良いSTGを手に取ってもらえればSTGが好きになってくれる、それくらいSTGは面白いものだと思っています。

――あとはきっかけさえあれば、ブームになりそうなポテンシャルは秘めていそうです。ほかに、佐渡さんが思うSTGの魅力があったら教えてください。

ストーリーや舞台設定が濃いうえ、ジェットコースター感覚で目まぐるしくイベントが展開されることです。

開発者視点で見ると、イベントがぽんぽん消化されるということは、年単位で頑張って作ったゲームが数十分でクリアされてしまうことにつながるので、コスト面はものすごく悪いなと思いますが(笑)。でも、STGはそこに美学を感じるジャンルだと思います。

いつからシューターは減った?
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藤縄 優佑

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波動拳コマンドすらおぼつかないレベルの腕前だが、ゲームは好きなライター・編集者。

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