【TGS 2018】『カスタムロボ』開発者が手がける新作『Synaptic Drive』のプレイレポ&開発者インタビュー

2018年9月20日(木)から千葉県・幕張メッセで「東京ゲームショウ 2018」(以下、TGS 2018)が開催されています。同イベントのインディーゲームコーナー「9-B58」では、サウザンドゲームズが『Synaptic Drive(シナプティック ドライブ)』のプロトタイプをプレイアブル展示しています。

まずは、同社がSNSで公開した『Synaptic Drive』のプレイ動画をご覧ください。

「これは『カスタムロボ』では……?」と感じる方は多いかと思います。
それもそのはず、本作は『カスタムロボ』シリーズを手がけてきた見城こうじ氏がディレクターを担当しているのです。これはもう、実質『カスタムロボ』の新作と言っても過言ではないでしょう!

『Synaptic Drive』について改めて紹介すると、狭いフィールドを舞台に1対1で戦う、見下ろし視点型の3D対戦シューティングアクションゲームです。発売するプラットフォームは、PC(Steam)とNintendo Switchを予定しており、ブースでは両バージョンで試遊できます。また、対戦はオンライン・オフラインのどちらでも可能とのこと。

操作キャラはボディ・ガン・トラッカー・ワイヤー・レッグ・チップで構成され、各部位ごとに好きな武器やパーツを選んで装着できます。どういった攻め方をするのかを考えながらカスタマイズできる楽しさは、『カスタムロボ』のときから変わっていません。

・ボディ
ボディごとに移動速度や打たれ強さなどのステータスが異なるうえ、空中ダッシュが可能なボディや、多段ジャンプが可能なボディなどが登場します。

・ガン
メイン武器。一度に発射する弾の数、射程、弾速、威力などはガンごとに異なります。このバリエーションの広さは、ほかの武装でも同じことがいえます。

・トラッカー
ホーミング性能を有する武器です。

・ワイヤー
右スティックを倒した方向に向かって弾を発射し、一定時間の間、右スティックで弾を操作できます。攻撃判定のある軌跡を残せるので、相手の移動範囲を制限させたい時に役立ちます。また、ワイヤーを任意のタイミングで爆発させることも可能。

・レッグ
ダッシュ時のスピードの底上げなど、移動性能に補正をかけるパーツ。

・チップ
近接攻撃などを発動できるパーツで(TGS 2018では「タックル」のみ選択可)、近接攻撃以外のアクションを入れることも検討しているとのこと。

 

見下ろし視点と狭めのフィールドという見た目だけで『カスタムロボ』っぽさを感じ、実際にプレイしてみると、移動する、ガンを撃つ、トラッカーを放つなどの操作をするたび「あっ!これ『カスタムロボ』でやったことある!」という気持ちに。

戦闘開始前に、自キャラをフィールド上のどこに出現させるか決められる。似たようなシステム、『カスタムロボ』でもあった……!
攻撃を受け続けるとダウンするのも『カスタムロボ』と同様

ただ、右スティックで操作する「ワイヤー」は『カスタムロボ』になかった攻撃方法で、慣れないうちは「ワイヤー」の操作でいっぱいいっぱいになり、それ以外の操作がおそろかになりがちに。扱いの難しい武器だと思いますが、使いこなせれば相手にプレッシャーをかけやすくなるでしょう。

「ワイヤー」を動かしながらほかの操作も行うのがなかなか難しい

相手をどう追い込むかを考えながら戦うのは面白く、『カスタムロボ』と負けず劣らずの戦略性の高さが伺えます。eスポーツに採用されるくらい競技性を高めたいとのことで、完成が楽しみです!

見城こうじ氏にインタビュー!

ブースに見城こうじ氏がいらっしゃったので、インタビューを申し込んでみたところ、快く応じていただけました。現状の完成度は10~20%ほどで、お話していただいた仕様については確定と言い切れない部分を含んでいること、ご了承ください。

サウザンドゲームズのディレクター 見城こうじ氏

――『Synaptic Drive』を作ろうと思ったきっかけを教えてください。

ここ数年はコンシューマー向けなどの本格的なゲーム開発からは遠ざかっていたので、何か作りたいとは思っていました。

そう考えたとき、僕の好きな対戦ゲームを作りたいという思いが強く、国内外の『カスタムロボ』ファンから続編を要望する声が多いことも受け、本作の開発に踏み切りました。

――『Synaptic Drive』の映像を見ると、キャラ(ボディ)のデザインが『カスタムロボ』のときよりも大人っぽい印象を受けたのですが、こういったデザインにした理由を教えてください。

『Synaptic Drive』は国内外の対戦ゲーム好きの方に遊んでもらいたいと考えています。その広いターゲット層に合うようにしたところ、子ども向けの『カスタムロボ』より大人っぽいデザインになりました。

――世界中の対戦ゲーム好きな方をターゲットにすると、こうなるのもうなずけます。また、『Synaptic Drive』を実際にプレイしてみると、『カスタムロボ』にはなかった「ワイヤー」が独特かつ強力に感じました。しかし、「ワイヤー」の導入により、『カスタムロボ』より使用ボタンが多くなり、操作が複雑になっています。

キャラを思い通りに動かせるようになるまで時間がかかると思いますが、そういった操作技術を磨く過程は楽しいものですし、いきなり思い通りに動かせてしまうとその醍醐味が薄れてつまらなくなる可能性もあります。

使用するボタンは増えても、ゲームとして面白くなるなら問題ないと思っています。まだ検討段階で採用するかはわかりませんが、もう少し使うボタンを増やそうとも考えているくらいですし。

――eスポーツに採用されるくらい競技性の高いゲームを目指すとのことですが、『カスタムロボ』のときと同じく、シナリオモードはあるのでしょうか。

シナリオモードを開発するコストが重く、パブリッシャーを探しているということもあり、その余裕がないというのが現状です。工数かかりすぎて、肝心の対戦がつまらなくなってしまう事態を避けるためにも、シナリオモードは作る予定はありません。

――シナリオがない分、販売価格も抑えめだとうれしいなぁと思ってしまうのですが……。

フルプライスにする予定はまったく思っていなくて、2000円台程度にできたらと思っています。

――そのくらいだと個人的には手が出しやすいので、ありがたいです。 シナリオ絡みでもう一つ質問です。『カスタムロボ』ではシナリオを進めるとパーツが増えていきますが、本作は最初からすべてのパーツが使えるのでしょうか?

いえ、スタート時からすべてのパーツが使えるということはなく、アンロックしていく予定です。ただ、アンロックの方法に関しては検討中です。

――『Synaptic Drive』は、PC(Steam)とNintendo Switchでリリース予定と発表していました。Nintendo Switchだと、Joy-Conを使ってすぐに2人プレイを楽しめる「おすそわけプレイ」がありますが、『Synaptic Drive』は対応するのでしょうか。

その予定です。ボタン数が足りないので、カジュアルに対戦を楽しめる専用モードを用意しようかと思っています。

――インタビューに答えていただき、ありがとうございました。発売を楽しみにしています!

冒頭でも書きましたが、サウザンドゲームズの『Synaptic Drive』の位置はインディーゲームコーナー「9-B58」。『カスタムロボ』ファンだけでなく、対戦ゲームが好きな方は、ぜひ一度プレイすることをオススメします。

 

サウザンドゲームズ 公式サイト

サウザンドゲームズ 公式Twitter

Synaptic Drive 公式Twitter

見城こうじ氏 公式Twitter

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

WRITTEN BY

藤縄 優佑

プロフィールを見る

波動拳コマンドすらおぼつかないレベルの腕前だが、ゲームは好きなライター・編集者。

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
NEW
NEW
NEW
すべての記事を見る