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LoL国際大会「WCS PLAY-IN」出場のDFMに応援を届けたい!現地観戦取材の全記録

食事の席にお邪魔したときのエピソード

先にグローバルメディア向けのインタビューが実施され、すでに0時を回ろうかという時間になってようやく日本メディア向けのインタビューが開始。会場の都合もあり、この日も短めのインタビューとなりました。その後、会場を訪れた日本人ファンのためにDFMがファンミーティングを行ってくれることになり、私が「メディアだけど参加しちゃおうかな」と思っていた矢先に、チームオーナーの梅崎さんから何とDFMの皆さんとの食事に誘っていただきました。

公式ライターとしても韓国人選手の通訳としてもLJLに携わり、いちファンとしてもずっと見守ってきたのがこんな形で報われるとは……。というわけでファンミーティングは遠慮することにして、私は本当に豪華なファンミ(?)に参加してきちゃいました。ほかのメディアの皆さんからの「いいな~」という視線を切り抜けて、チームの皆さんと合流。せっかくなので、ちょっとだけそのときの様子を共有しておきます。

とは言ってもYutapon選手は食事に行かず、何とソロキューに行ってしまいました。試合直後の夜中ですよ?本当にストイックな選手なんだなと驚きを禁じ得ませんでした。でも結局ほかの選手たちも食事をしながら「次の試合に向けてあのチャンピオンを練習しよう」だとか、「相手がこういうバンピックをしてきたらどう応戦しようか」などと話し合い始めていましたので、やっぱりこういう人たちだからこそプロゲーマーなんだろうし、世界で戦えるんだろうなという感じがしました。勝利の余韻に浸ってウキウキしながらついてきてしまった自分がなんだか恥ずかしく思えてきて、「私もちゃんと記事を書こう」と身が引き締まる思いでした。

ちなみに皆さんお酒は飲まず、コーラを注文。食事はサムギョプサルを頼み、皆さんよく食べていたように思います。Ceros選手はサイドメニューのテンジャンチゲについて「ここのは辛すぎなくておいしい」と言っていて、Evi選手@ebihuryahuryaはカルビタンを気に入って追加も頼んでいました。選手たちの食べ物の好みをひとつ知っただけでも幸せな気持ちになれる、根っからの追っかけ気質の私です。肉は韓国人のSteal選手とviviD選手@gosuEternalが二手に分かれて焼いて切ってくれました。私と同じテーブルだったviviD選手は、黙って焼けた肉を取り分けてくれる気配りの人。私生活でもサポート感が出ててすごく頼もしかったです。選手たちの普段の顔を垣間見た、貴重な経験でした。

DFMの快挙に海外メディアからは祝福の嵐

引用:8OR Fonseca氏(@HeeitoorLima)のツイッターより

ところで、プレスルームではいろいろな国のメディアが一堂に会するわけですが、今回私はとりわけブラジルのメディアの方々と仲良くなりました。取材を重ねるにつれなんとなく席が決まってきて、日本記者団はだいたい左後ろに陣取っていたのですが、我々のすぐ前に座っていたのが彼ら。ラテンのノリで初日からすごくフレンドリーに接してくれて、最終的にタイブレークで日本に負けたにもかかわらず、「コングラチュレーション(おめでとう)」と言ってくれてすごく感動しました。

引用:PentaQ刺猬电竞社

中国のメディアの方にも声をかけていただき、成り行きでインタビューしていただくことに。英語が堪能な方でしたが、こちらの英語が残念すぎて簡単な中国語で会話してました。動画ではあまり上手く喋れなかったのですが、日本のeスポーツが盛り上がってきてることなどを頑張って伝えたつもりです。奇しくもDFM対EDGの対戦の直前に動画が中国SNS「微博(ウェイボー)」に掲載され、中国のLoLファンからもかなりの反響をいただきましたが、DFMを称賛する声が多くて嬉しい気持ちになりました。

それからESPNの方のツイッターにも、バックステージでの私とDFMの選手たちのやりとりが詳細に紹介されていて驚きました。RevolさんやKatsudionさんには、「絶対スイニャンさんでしょ」と即バレしていたのも笑いました。英語は苦手なのでこれを読んだ欧米のファンの反応まではわかりませんでしたが、ほっこりしてもらえていたらいいなあと思います。

それから今回思いがけず嬉しかったのが、プレスルームでの祝福です。いろいろな国の人が「日本おめでとう」を我々記者団に向けて言ってくれたのです。個人的には、やっぱり韓国のメディアの皆さんからの祝福には目頭が熱くなりました。10年来の知り合いの記者の方も何人もいて、単なる日本人へのおめでとうではなく私個人へ向けたおめでとうであることが感じられたからです。まあ、私は半分趣味でやってきたんですけど、彼らの目には「eスポーツ取材、苦節10年」に映っているのでしょうね。

もうひとつ触れておきたいのが、会場に来ていたLJLにゆかりのある人たちです。2016年にSCARZのミッドレーナーとしてLJLに出場していたSearch選手、Rascal Jesterおよび7th heavenで活動していたジャングラーCorn選手とSpawN監督、Rampage(現PENTAGRAM)とDFMに在籍していたDragonコーチが会場を訪れていました。

Search選手(写真提供:堤さん)
左から、SpawN監督、Corn選手
Dragonコーチ

さらに現役のLJLプレイヤーのなかではPENTAGRAMのサポートGaeng選手が唯一観戦に訪れ、なんと我々と一緒にDFMを応援してくれたのです。昨シーズンは自分が世界大会に出場していたのに、今シーズンは目の前のDFMに負けてしまったのに、こうしてわざわざ会場まで応援に来るなんて本当に素晴らしいスポーツマンシップだなと思いました。

Gaeng選手
初めて足を踏み入れた「ノックアウトステージ」の世界
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スイニャン

プロフィールを見る

韓国在住経験5年。在韓中の2006年ごろeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を行うほか、語学力を活かして韓国人プレイヤーのインタビュー通訳・翻訳や国際大会の日本代表団引率通訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。

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