この度、SHIBUYA GAMEのライターをさせて頂くことになりました“はげまろ”と申します。今年よりPCワンズ様を中心とした数々の企業様に応援して頂きプロゲーミングチーム1sBATTLEDOGS(@ONESBATTLEDOGS)の監督をさせて頂いております。
今後イベントレポートや特集記事、レビュー記事などを通じて皆様にeスポーツの楽しさをお伝えできたらと思います。
2018年10月6日(土)から10月8日(月)にかけて徳島県で開催された複合エンターテイメントイベント「マチ★アソビ Vol.21 CLIMAX RUN」にて、「eスポーツステージ」が設置されることに。前回「マチ★アソビ Vol.20」からスタートした「eスポーツステージ」ですが、関西を拠点に活動するチームとして、これは取材せねば!とイベント前日5日の夜に急遽取材が決定。
午前7時に関西の自宅を出るとぽつぽつと雨が降っていた。ちょうど台風24号が本土直撃かといわれていたがルートを大きく逸れ本州北側に移動するとのこと。天気情報サイトによると徳島県は曇りとなっていたのでイベントは開催されるだろうと予測。高速道路に乗り神戸と淡路島を繋ぐ明石海峡大橋を渡った瞬間にこの曇り空。
嫌な予感がして交通掲示板を見ると“通行止め”の文字が。
途中の淡路島のインターで強制的に高速道路を降ろされ通行止め解除を待つ長蛇の列に並ぶも結局6時間待っても通行止め解除にならず私のマチ★アソビレポートは終了してしまうのだった。
でも大丈夫!
チームに所属するSYLVIE(シルビー)選手の地元が徳島県ということで1日目はSYLVIEに代わりにリポートしてもらった。
マチ★アソビの中で特設イベントブースとして商店街のど真ん中に設置されたのがeスポーツステージだ。このステージで開催期間の3日間、様々なeスポーツのイベントが開催される。
オープニングを飾るイベントは徳島県出身で大阪を拠点として活動するプロゲーミングチームのCYCLOPS athlete gamingに所属するたぬかな選手(@kana_xiao)のステージイベントだ。
たぬかな選手が『鉄拳7』のエキシビションプレイを観客に披露した後、トークショーが行われた。
トークショーの内容は、eスポーツの魅力にはじまり、プロになった経緯やプロとしての仕事、今後の夢など。
ちなみにたぬかな選手の夢は「徳島県全体でeスポーツを育てていきたい。80歳まで『鉄拳』をプレイしたい(笑)」ということ。
取材後、たぬかな選手に写真撮影を依頼したところ、快諾していただいた。「ふざけた方がいいですか?」とたぬかな選手から聞かれ「お任せします。」とやりとりして撮影したのがこの写真。
ゲームの腕前だけではなく、その明るい性格が、彼女を応援したいと思わせるのだろう。
2018年、eスポーツに関連するキーワードとして間違いなく候補に挙がるのは日本eスポーツ連合(以下、JeSU)ではないだろうか。今回マチ★アソビのeスポーツステージにはそのJeSUで副会長を務める浜村弘一氏が登壇し講演を行った。
eスポーツの成長というテーマを主軸に、国内シーンの現状や世界との違いを観客にむけてわかりやすく説明していた。またJeSUとしては、今後、公認eスポーツタイトルや大会を多く開催することで、チームや選手の活動をサポートするスポンサー企業を獲得、また安定したトレーニング環境を創出し、国際大会へ選手派遣を行うというロードマップで国内のeスポーツ普及を図りたいということだ。
基調講演の後、浜村氏、たぬかな選手に加え徳島県知事 飯泉嘉門氏が参加しトークショーが開催された。
たぬかな選手がeスポーツシーンにおいて珍しい女性選手だという浜村氏の発言に対して「eスポーツは、男女が性別に関わらず平等に戦えるスポーツ。それを踏まえて観戦するだけでも楽しいので積極的に参加してほしい。」とコメント。徳島県でのeスポーツの盛り上がりをみて「都市部でなくても素晴らしい選手がいればその人に憧れて選手が育つ。地域レベルからeスポーツ文化を支えていければよい。」とし、将来、第2のたぬかな選手が郷土徳島県から輩出されることに期待を寄せた。
飯泉氏は「eスポーツがこれから国内、世界に向けて成長する上で、徳島県出身のたぬかな選手の存在は心強い。徳島県出身の有名企業の社長さんも多いので、連携しながらもっとeスポーツを盛り上げたい。」と述べた。
また、一般的に東京や大阪などの都市部の方がネット環境が良好と認知されているが、実は徳島県は光ケーブルテレビの普及率が90%で7年連続全国1位の実績を誇ることを例に出し、「ネット環境が日本一良いのは徳島県、eスポーツを楽しむには徳島県が最強でありこれ以上の環境は無い。」と熱弁していたことも印象的だった。
最後に「徳島、eスポーツ、オー!」という掛け声と共に3名でのトークショーが終了。
この日、最後となるイベントはたぬかな選手と来場者による『鉄拳7』による対戦イベントだ。
2ラウンド先取ルールで1ラウンドを挑戦者に先取された状態でたぬかな選手の体力ゲージが半分以下というハンデマッチで1人目の対戦が開始されたが、たぬかな選手のコンボに来場者が耐えきれずKO。プロの貫禄を見せつけた。
2人目の挑戦者は今年5月のマチ★アソビにも参加し、たぬかな選手に敗北を喫したという方。リベンジマッチでの参戦となったようだ。 『鉄拳』プレイ経験者というだけあり、たぬかな選手もハンデ状態では負けてしまい参加者の勝利となった。
3人目の挑戦者はなんと東京からの参戦だ。ハンデなしというルールの中、1ラウンド目でたぬかな選手の体力ゲージを半分以下まで削りきったが、その後2ラウンドを連取されたぬかな選手の勝利となった。
4人目の挑戦者は隣県香川からの参戦だ。
過去に一度イベントでたぬかな選手に勝利したという強者。ここはたぬかな選手も得意キャラの「シャオユウ」を使うというガチプレイを披露し、圧勝に終わった。
参加者にはたぬかな選手のサインが入ったCYCLOPS athlete gaimngチームTシャツがプレゼントされた。
淡路島から四国へ渡るルートが通行止めとなった影響で本州からの来場者がかなり減少した中で開催されたマチ★アソビのeスポーツステージは、それでもなかなかの賑わいを見せていた。
都市部だけでなく、周辺地域においても、eスポーツの知名度が高まり始めたことを感じられたイベント1日目となった。
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