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【パワプロ・プロリーグ】選手インタビューVol.1 さんらいく(福岡ソフトバンクホークス)

ピッチングナンバーワンの実力は音ゲーで培われた

――パワプロを買ったのは6歳ころとお聞きしましたが、この選択もだいぶ早いという印象があります。

さんらいく もともと野球が好きだったので、自然と野球のゲームをやりたいという思いがあったんだと思います。家族にゲーム屋へ連れて行ってもらったときに、パッと目に入ったのがパワプロでした。実は周りの友達がやっていたドラクエやFFもやったことがないんです。

――幼いころからパワプロをプレイしていたからこそ、今があるわけですね。

さんらいく 今の技術は小さい頃からの積み重ねという意識があって、新しい技術を身につけるというより、技術を衰えさせないという感覚に近いんです。技術的に完成されていた時期は、小学生のころではないかと思っていて。

――それはまたすごい感覚ですね。小学生のころからかなりやり込んでいたということですか。

さんらいく やり込んでましたね。それこそ友達と対戦をするなかでですが、地元最強でした。
昔からひとつのことをやり込むタイプなので、「はしれー!ホームランくん」(※)というひたすらスローボールを打つだけの単純なモードをずっとプレイしたり……今ではできないですね(笑)。

※「はしれー!ホームランくん」:『実況パワフルプロ野球9決定版』のみに搭載されているモード。東京から福岡までの1,000km以上の道のりをホームランの飛距離(せいぜい150m前後)で進んでいくという、やばいシステム(ゲーム内でも冗長さを自虐する台詞があるレベル)。無印版では「それいけ!ホームランくん」。

――それも今思えば、打撃練習の一種ですよね。

さんらいく そうですね。練習といえば、『実況パワフルプロ野球12』には安打の数や捕球の回数といった課題が設定されている「野球教室」というモードがあって、これもかなりやり込みましたね。

――小さいころからからうまくなりたいという思いが強かった証拠ですね。

さんらいく 当時入っていた少年野球のチームに、一つ上で僕と同じくらいパワプロがうまい先輩がいたんです。その人と対戦するのがすごく楽しくて、通算の対戦成績も五分五分くらいだったのですが負けたくないという気持ちが強くありました。
僕が転勤族だったので、今となっては連絡先もわからない方なんですが。

――素敵なエピソードですね!さんらいく選手の活躍が広まれば、いつかその方の目にも留まるかもしれません……。この記事を読んで心当たりがある方は、ぜひご一報ください!

さんらいく その方と対戦することで現在の地力が身についたと思うので、とても感謝しています。

――過去からの積み重ねで磨かれたさんらいく選手の技術ですが、なかでも卓越したピッチング技術は音ゲーをプレイしていた賜物と伺いました。これはゲージやカーソルが揃ったタイミングでボタンを押すというシステムに慣れ親しんでいる、ということで良いでしょうか。

さんらいく はい、それで合っています。具体的に言うと、今のパワプロのピッチングは大きな円がどんどん小さくなっていき、ボールの大きさと重なった瞬間に合わせてボタンを押すというものなんですが、これと全く同じ動きをする『ビートストリーム』という音ゲーがあってこの経験が活きているんです。残念ながら、現在は稼働していないゲームなんですが……。

画像引用:『実況パワフルプロ野球2018』投球練習

――先取りして経験を積んでいたようなものなんですね。他にも音ゲーの経験が活かされている点はありますか?

さんらいく 投手はそれぞれコントロールが異なるので円が縮む速度にも差があるんですが、音ゲーは機種によって判定がずれていることがあるので、タイミングの違いを調整する能力が養われているのは大きい思います。

例えば、同じゲームでも何年に作られたかによって判定が違うので、その都度タイミングを合わせるということを経験してきているんです。

――マニアックな話になってきました(笑)。それは同じゲームでも、違うゲーセンでプレイするとタイミングを合わせる瞬間が異なるということですか?

さんらいく そんなイメージです。同じゲーセンの同じゲームでも、2つの台があったら判定がそれぞれ異なることがあります。

音ゲーは中学生の頃に『リフレクビート』というゲームを始めてから、かれこれ10年近く続けているので、この経験の積み重ねは大きいですね。

――ピッチングナンバーワンの呼び声も高いさんらいく選手ですが、配球術で相手の裏をかくといった戦い方に長けているのではなく、純粋にピッチングの技術が卓越しているというわけですか。

さんらいく 僕のなかでは「最適化された投球」という感覚ですね。裏をかく戦い方は、あまり得意ではないんです。

――そんなさんらいく選手が、他プレイヤーのなかでライバルだと思っている選手、または戦いたい選手はいますか。

さんらいく 同じソフトバンクホークスのチームメイトですが、ずっとケーバック選手に勝てるようになりたいという思いが強かったです。

去年の福岡大会でケーバック選手に勝てたのが、僕のなかで最も嬉しかった勝利のひとつなんですが、それまでのケーバック選手との対戦成績は勝率1割くらいだったんですね。
ずっとライバルだと思っていた人と同じチームで戦っていけるのは、純粋に嬉しいです。

――最後に、さんらいく選手が考えるパワプロの魅力について教えてください。

さんらいく 自分の大好きな選手を思い通りに動かせて、楽しく遊べるというのが一番の魅力だと思います。

――質問は以上になります。ありがとうございました!

 

――「さんらいく」という選手名の由来を教えてください

さんらいく 本名が三好という名字でして、三をそのまま「さん」、好をLikeとして「らいく」で、「さんらいく」です。高校一年生のころから音ゲーのプレイヤー名で使い始めました。

――最近ハマってることはなんですか?

さんらいく 昔からハマっていることをずっと続けるタイプなので、ボーカロイド、音ゲー、ニコニコ動画ですね。

――好きな食べものはなんですか?

さんらいく 讃岐うどんです。

――自分の売りはバッティング?ピッチング?

さんらいく ピッチングです。

――自分の入場曲を決めるなら?

さんらいく 音ゲー関連になるんですが、Ryu☆さんの「rainbow rainbow」です。Ryu☆さんは僕が命の恩人と思っている方で、「これから頑張っていこう」と希望を持てた曲です。

――好きな野球選手を1人挙げてください。

さんらいく 投手では斉藤和巳さん、野手では松中信彦さんです。

 

さんらいく

eBASEBALLパワプロ・プロリーグ
大舞台の実績豊富な西日本予選1位。チームの大黒柱として確実な1勝を計算出来る存在。福岡ソフトバンクホークス所属。
年齢:22歳
出身地:香川県
パワプロ歴:16年
主な戦績:パワチャン2017 ソフトバンク代表決定戦 1位

 

製品情報

日本野球機構承認 プロ野球フランチャイズ球場公認 ©Konami Digital Entertainment
製品名 実況パワフルプロ野球2018
プラットフォーム PlayStation®4(※PS4®Pro対応)
PlayStation®Vita
ジャンル 野球・育成
メーカー小売り価格 PS4:7,980円(税抜)
Vita:6,980円(税抜)
プレイ人数 PS4:1~2人
(オンライン時1~2人)
Vita:1人
(アドホックモード時:2人、オンライン時:1〜2人)
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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