【DBFZ】失業を乗り越えて手にしたアメリカン・ドリーム!プロ格闘ゲーマー「HookGangGod選手」インタビュー

職を失った名も無きアメリカの青年が、絶対王者を倒して世界一になる。

まさにアメリカン・ドリームと言うべき話ですが、そんな偉業を果たした選手がいます。無名プレイヤーから一点、世界の頂点に立った彼の名は、HookGangGod(@HookGangGod)。

彼は、アメリカに拠点を置くプロゲーミングチーム「NRG」に所属する選手です。NRGは、歌手のジェニファー・ロペスや元NBA選手のシャキール・オニールなど、アメリカン・ドリームを体現するセレブリティたちをアドバイザーに迎えていることでも有名なチームです。

HookGangGod選手が同チームへ加入したのは2018年4月のこと。そして、加入から2ヶ月も経たないうちに『ドラゴンボール ファイターズ』(以下DBFZ)の招待制大会「Summit of Power」で優勝を果たしました。
それも、絶対王者であるGO1選手やアメリカが誇る天才プレイヤーSonicFox選手を下しての優勝。

それまでは無名だったHookGangGod選手は、Summit of Power以降、一躍「最強プレイヤー」のひとりとして広く認知されるようになったのです。

今回は、アメリカン・ドリームを叶えた彼にインタビューを実施。
11月2日に開催されたDBFZのエキシビショントーナメント「超マッチ(スーパーマッチ)」に合わせて日本を訪れたHookGangGod選手に、『DBFZ』への思い入れや、今後の展望などについてお聞きしました。

解雇から始まったプロへの道

――まず初めに、HookGangGodという名前の由来を教えてください。

HookGangGod 色々な人に聞かれますが、あえて内緒にしています(笑)。名前自体はプロになる前からずっと使っていて、最初はiPhoneのデバイス名として設定していたものです。職場で自分のiPhoneだとバレないように(笑)。

ただ、名前の由来自体は秘密です。

――元々はiPhone用の名前だったと(笑)。それでは、格闘ゲームをプレイし始めたきっかけは何でしょうか?

HookGangGod 昔から対戦ゲームは大好きでした。それで、『ストリートファイターIV』にハマりました。といっても、当時はカジュアルプレイヤーでしたが。格闘ゲームの「チームメイトがいない」という部分に惹かれたんです。チームメイトに対して不満を抱くことも無いですし、勝った時は全て自分の手柄ですから。それ以降は、色々な格闘ゲームをプレイしました。

真剣に格闘ゲームをプレイし始めたのは、『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』(以下P4U)からですね。『P4U』をプレイした時に「これだ!」と思ったんです。オンライン対戦のみでしたが、絶対に負けたくないと思えるゲームでした。

――大会に出場するようになったのはいつからですか?

HookGangGod 初めての大会は、実はたった8ヶ月前なんです。地元ニュージャージーで開かれた、『DBFZ』のローカル対戦会ですね。『DBFZ』は1月に発売されて、その大会は3月でした。

1ヶ月みっちり練習して、初めての大会に出場したら優勝してしまって。勢いに乗ってニューヨークにも足を運び、東海岸で最も大きいウィークリー大会「Next Level Battle Circuit(NLBC)」にも行ったんです。NLBCは配信にも多数の視聴者が付くので、そこで初めて多くのプレイヤーに認知されたという感じでしょうか。

――『DBFZ』はプロを目指してプレイされていたのでしょうか?

HookGangGod いや、そんなつもりは全くありませんでした。発売を楽しみにしていたゲームではありましたが、今までのゲームと同じようにオンライン対戦をやり込むだけ、というつもりでしたね。
そしたら、ちょうどゲームをやり始めたくらいの頃に、前職をクビになってしまったんです。

お金も必要だったし、一度大会に出場してみようと思いました。そしたら、東京に招待されるようにもなって(笑)。

新しい仕事を探す手間が省けたんです。信じられないことですが、今では前職をクビになったことが運命的だったと思えますね。

――それまで大会に出場しなかったのは何故でしょう?

HookGangGod 『P4U』が発売されたのが2012年で、それから6年間も格闘ゲームを真剣にプレイしてるんです。今となって思うのは、ずっと実力はあったのに、勝手に「大会に出るほどの腕前ではない」と思い込んでいたのかなと。

本当は、大会に出てみなければ分からないことなんですけどね。だから、大会に出るきっかけがあって良かったと思います。

HookGangGod選手と共に試合を観るSonicFox選手(左)

――『DBFZ』以前は、SonicFox選手のようなトッププレイヤーとの交流はありましたか?

HookGangGod 全くありませんでした。僕自身は完全に無名プレイヤーだったので。『GUILTY GEAR』シリーズではオンラインプレイヤーとして少し知名度があって、初めて大会に出た時は他の『GUILTY GEAR』プレイヤーから驚かれましたが(笑)。

ただ、他のプロプレイヤーと交流し始めたのは本当に最近です。僕は格闘ゲームの大会を見るのも好きなので、SonicFoxのようなプロはずっと前から知っていました。

今となっては、自分も彼らと同じ立場にいる。そして、個人的にも仲がいい。そう考えると、信じられないですね。

HookGangGodにとっての『ドラゴンボール ファイターズ』
前のページ
1
2
次のページ

スサキリョウタ

プロフィールを見る

ウメハラ選手の動画を見て格闘ゲームを始めたウメ信者。現行のゲームではストV/鉄拳7/DBFZをプレイ中。  色々やるせいでどれも上達しないが、ガチ動画勢。  格闘ゲーム以外では、ハースストーンとFPSを少々。英語での対応可能。  「国内外の格ゲーe-sportsシーンを伝えていきたいと思っています!」

あわせて読みたい

NEW

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
NEW
NEW
NEW
すべての記事を見る