独特の空気感に包まれたLoL世界大会、「2018 WCS Final」韓国現地レポート

スイニャン
プロゲーマーの追っかけ出身である女性ライターのスイニャン(@shuiniao)が
eスポーツ観戦に関するさまざまな情報やコラムを不定期でお伝えします

皆さん、こんにちは。ひと月ぶりの韓国現地レポートです!

ちょうど1か月前の10月初旬、私は『League of Legends』(以下、LoL)の世界大会「2018 WCS(World Championship」最初のステージ「PLAY-IN」の取材を行いました。そこでの日本代表・DetonatioN FocusMe(以下DFM)の快挙は、記憶に新しいという人も多いことでしょう。

関連記事





大会はその後も続き、世界各地の強豪チームが激戦を繰り広げた結果、ヨーロッパリーグ「EU LCS」のFnatic、そして中国リーグ「LPL」のInvictus_Gaming(以下iG)がファイナルへ進出。2018年11月3日(土)、韓国・仁川(インチョン)の文鶴競技場にて優勝を競いました。

今回私はもともとお客さんとして観戦するつもりでしたが、取材も可能ということで急きょプレスパス発行を依頼。ただし前回と違って日本記者団ではなく、単独取材でした。というわけで韓国メディアに混ざって孤軍奮闘してまいりましたので、その模様を時系列で綴っていきたいと思います。試合内容よりも会場の様子を中心にレポートしますので、現地の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

前日からお祭りムード、「メディアデイ」&「マスターカードイベント」


本題に入る前に、まずはファイナル前日の2018年11月2日(金)午前10時、ソウル市・鍾路(チョンノ)にあるLoL Parkにて実施された「メディアデイ」の模様をお伝えします。「メディアデイ」とは、決勝戦に向けて選手や監督が意気込みなどを語るプレス向け合同インタビューのこと。韓国では初代StarCraftの全盛期から行われていたので個人的には慣れ親しんでいたものの、取材は初めてで感慨深いものがありました。

事前に韓国の記者の方に日時を教えてもらい、無事に会場入り。そして、10時過ぎにようやくFnaticが登場。最初はチームメイト同士でお喋りするなど和やかな雰囲気でしたが、質疑応答が始まると若干緊張した面持ちに。世界各国のメディアの質問に、真摯に受け答えをしていました。

個人的に印象に残っているのは、常にニコニコしていて可愛いCaps(@FncCapsLoL)選手と常にポーカーフェイスでクールなRekkles(@RekklesLoL)選手の対照的な表情。実力もさることながら、個性的なキャラクターに彼らの人気の理由を感じました。ちなみに、サポートのHylissang(@FNCHylissang)選手は体調不良のため欠席でした。

11時から登場したiGは監督含め韓国人4名と中国人4名で構成されていますが、ミッドのRookie(@RooKieGood)選手が韓国人でありながら中国語が堪能ということで、中韓通訳も担当。チームメイトの通訳をはさんでいるおかげもあり、全体的にリラックスした雰囲気で質疑応答が行われました。

個人的に、Rookie選手は表情が豊かでトークも面白く、とても魅力的な選手だと感じました。インタビュー内容は別記事として掲載いたしましたので、良ければあわせてご覧ください。

関連記事



その日の午後、ソウル市・江南(カンナム)の「マスターカードネクサス」にてプレス向けパーティがあるとのことで、急きょ韓国の記者の皆さんにくっついて参加してきました。マスターカードは今大会のスポンサーとなっており、11月1日よりプロゲーマーによる1v1をはじめとするさまざまなイベントを実施。入場は無料で、多くのLoLファンが会場を訪れていました。

屋上で始まったメディア向けパーティの様子。司会進行は英語で行われましたが、通訳の方が入ってくださり韓国語でも説明を聞くことができました。

Twitch TVのストリーマーが配信できる場所。外側から配信画面を見ることができるようになっています。

ユニフォームに名前を入れて販売するサービス。会場で偶然会った「LJL」の実況・インタビュアーとしておなじみのkatsudion(@katsudion)さんもFnaticのユニフォームを購入。

自分がLoLのチャンピオンに扮して短いムービーが撮れるという、ちょっと変わったサービスも実施。私はアッシュにチャレンジしてみました。

プロコスプレイヤー・スパイラルキャッツによる華やかなステージも。アーケードリヴェンに扮したドレミさん(左、@SpcatsDoremi)とアーケードアーリに扮したターシャさん(右、@spcatsTASHA)。

今大会、ベスト8で惜しくも敗退となったAfreeca FreecsのトップレーナーKiin選手(左)とミッドレーナーKuro選手(右、@lolKur0)によるサイン会の様子。

試合直前の競技場を散策、「2018 WCS Final」会場スケッチ


さて、いよいよファイナル当日です。韓国の記者の方からいただいた資料によると、野外イベントは12時開始、観客入場は14時半、プレスルームのオープン時間は15時となっていたので、私は入場時間に合わせて会場入り。

先にも触れたとおり、今回私はチケットを購入済みでした。後からプレスで入れることが決まりキャンセルも考えましたが、韓国3チームのベスト8敗退の影響でチケット譲渡等が出回っていたので売り上げに貢献するためにもキャンセルはせず。席に座って観戦するという経験もしてみたかったので、結果的にはとても良かったと思っています。

左から元7th heavenのbroooock選手(@broooock_lol)、V3 Esports所属のRecap選手(@Recaplol1)、そしてUnsold Stuff Gaming所属のGariaru選手(@gariarukunn

会場は想像以上に広く、プレスルームはちょうどステージ裏あたりで移動にもにひと苦労。結局席にいられる時間も短く会場で会えた人も少なかったのですが、偶然LJLプロゲーマーたちに遭遇しました。


野外イベントのメインはやはりグッズ購入でしょう。LoL関連グッズはもちろん、WCS記念グッズやファイナル会場限定のグッズもあり、ショップ前はどこも長蛇の列。

コスプレイヤーの方もたくさんいて、お客さんとの記念撮影にも応じていました。

個人的に嬉しかったのがロジテックのイベント。往年のプロゲーマー率いるMakNooNチームとWatchチームに分かれ、一般のお客さんが一緒にプレイできるという夢のマッチアップです。現役時代に好きだったWatch選手を生で見ることができ、試合前から私のボルテージはMAXに(笑)。

MakNooN選手(@LoLMakNooN
Watch選手
2万6千人が集まった「2018 WCS Final」、いよいよ試合開始
前のページ
1
2
3
次のページ

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

WRITTEN BY

スイニャン

プロフィールを見る

韓国在住経験5年。在韓中の2006年ごろeスポーツと出会い、StarCraft: Brood Warプロゲーマーの追っかけとなる。帰国後2009年ごろからさまざまなWEBメディアで取材・執筆活動を行うほか、語学力を活かして韓国人プレイヤーのインタビュー通訳・翻訳や国際大会の日本代表団引率通訳などの活動も行っている。自らはゲームをほとんどプレイせず、おもにプロゲーマーの試合を楽しむ観戦勢。

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
NEW
NEW
NEW
すべての記事を見る