読売ジャイアンツてぃーの、たいじ、ころころに独占インタビュー! ガチすぎるプロ野球OBが集まったeBASEBALLパワプロ・プロリーグ開幕戦

日本観光のついでに野球をしに来たメジャーリーガーより、パワプロ以外に何も持たない男たちの全身全霊をかけた戦いが見たいと思った。

いや、別に日米野球をディスってるわけじゃない。お祭り感と緊張感の違い。トライアウトとオールスターでは見る方のテンションも違うのと同じだ。

使用する選手の好調・不調の表示だけで、目の前で自分のスマホを踏み砕かれたかのように叫ぶのがパワプロ・プロリーグの世界。

重度の野球フリークでも、スターティングメンバーを見た瞬間に絶叫したことのある人はいないだろう。

2018年11日10日。勝利と敗戦のリアルは東京ドームではなく、ベルサール渋谷ガーデンにあった。

相変わらずガチすぎるプロ野球OBが集結

「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ2018」は、日本野球機構(NPB)との共催で開催されている。そのため、これまでのイベントでもガチすぎるプロ野球OBが登場しており、開幕戦の解説陣も錚々たる顔ぶれが集まった。

メインステージで紹介をされる解説陣。左から、黒木和宏氏、真中満氏、谷繁元信氏。

谷繁元信氏、多村仁志氏、黒木和宏氏、ギャオス内藤氏、そしてエキシビションマッチ、eドラフト会議と続き、もはやパワプロ・プロリーグの顔となっている真中満氏。

やけに青系のユニフォームを着てた人が多いなというツッコミは抜きにして、名球会クラスまで解説として呼んでしまうのがパワプロ・プロリーグのすごいところ。球場ではありえない距離で往年の名プレイヤーが解説しているのは、感動ものだ。

ちょうどプレス席が解説席の前だったのだが、谷繁氏からは威圧感すら漂っていた。となりでパワプロ側のプレイヤー解説を担当していた面々は一般人なので、多分何回かはチビっていたのではないかと思う。

注:筆者の妄想なので真に受けないように。

ともかく、このプロ野球OBとパワプロプレイヤーによるダブル解説は見事だった。
OBによるプロ野球ファンも満足の現役選手へのいじりに対し、プレイヤー解説がパワプロならではの采配やプレイを的確に補足。一見さんも玄人も楽しめる「興行」となっていた。

球団の威信をかけて戦うプロゲーマーたち

パワプロのプロ選手のほとんどが、普段は仕事や学業に勤しむ兼業プレイヤー。要は普通の兄ちゃんたちだ。

そんな兄ちゃんたち36名が、eドラフト会議を経てNPBの12球団に所属した。

つまり、パワプロ・プロリーグはリアルガチで球団の旗印のもとで戦っているのだ。

球団によってはプレイヤーをシーズンの試合中のグラウンドに立たせて紹介したり、ファンフェスタのイベントに登場させたりと力を入れて推している。

賞金総額も1200万円と国内のeスポーツのなかでも高額。

このプロリーグの結果いかんによって、さらに人生が変わる可能性があるのだ。
来年の今頃は、薄暗いオフィスでパソコンのディスプレイに照らされる日々か、華やかなスポットライトを浴びる壇上か……。

だからこそ彼らは、ランダムで決められるスタメン選手の調子によって絶叫する。ホームランやファインプレーによって拳を高くつき上げる。

パワプロファンだけでなく、野球ファンにこそ見てほしいもうひとつのプロ野球。eペナントレースは12月9日までの毎週土・日曜日に試合が行われる。

たかがゲーム? 80年の歴史を持つ球団がプロゲーマーと契約する時代にそんな野暮はいわず、男たちの真剣勝負を目に焼きつけてみよう。

試合後の読売ジャイアンツの3選手に独占インタビュー

さて、全18試合の模様は公式サイトや動画アーカイブなどで確認してもらうとして、ここからは開幕戦メインステージも飾った読売ジャイアンツ対阪神タイガースに注目。
読売ジャイアンツの3選手が筆者にだけ明かしてくれた試合後のリアルな心境もお届けする。
他のメディアでは聞けない踏み込んだ質問から、選手たちの「悔しさ」を感じ取って欲しい。

第一試合 センタースタジアム てぃーの VS ベルガモット

※試合は6回制。延長は9回まで。

戦評:
同点で迎えた3回裏、吉川尚がノーアウトから二塁打で出塁。続く小林のライトフライの間にランナーは三塁まで進み、バッターは先発の菅野がそのまま打席へ。犠牲フライを放ち、ジャイアンツが先制する。
結局これが決勝点となり、菅野、マシソンの盤石の投手リレーでジャイアンツが開幕戦を完封勝利で飾った。

【完封してこんなに悔しがる選手はいない!】


――まずは開幕戦勝利、おめでとうございます!

てぃーの 絶望してます。あの試合に。

――まあまあ(笑)。勝ったことが大事ですから。

てぃーの そうですね。第一の目標は果たせました。でも、得点が菅野選手の犠牲フライだけというのが……。

――巨人ファンには見慣れた光景ですよ。菅野選手のジエンゴ(自援護)で勝つのは。
試合で気になった点を伺いますが、まず先発起用。調子の面で、菅野選手が普通、畠世周選手が絶好調、吉川光夫選手が好調でしたが、菅野選手を選ばれましたね。

てぃーの 選択肢としては浮かびましたが、最初に決めいていた菅野選手でいこうと。開幕戦は絶対に勝たないといけなかったので。
ただ、菅野選手が捕まったときには、すぐに畠選手に代えようとは思っていました。

――菅野選手を打席に立たせず、畠選手へ継投。菅野選手はまた3戦目に先発させるというポストシーズン的な運用もあったのでは?

てぃーの 菅野選手で抑えられていたので、代えたくなかったですね。ナイスピッチングも70%ほど出ていたので。

――その後、マシソン選手に継投。結果として、盤石の投手リレーで完封勝ちとなりましたね。

てぃーの 最終回のツーアウトで打球を弾いたときはビビりました……。触らなければセカンドゴロで試合終了のはずでしたから。

――あの場面は、まさに簡単には終わらない「野球」を感じた瞬間でした。ともあれ開幕戦を見事に完封勝利、おめでとうございます!

2試合目「ころころ」選手と3試合目「たいじ」選手
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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