『モンスト』が世界進出!XFLAGのeスポーツと今後の世界展開について聞きました!

株式会社ミクシィの「XFLAG スタジオ」が提供する世界累計利用者数4,500万人の人気スマホアプリ、『モンスターストライク』。

2018年11月に台湾で行われた「第10回 eスポーツ ワールドチャンピオンシップ」では、『Counter-Strike: Global Offensive』『League of Legends』『鉄拳7』の3つの公式種目に次ぐ形でデモンストレーション競技として採用され、世界に向けてその存在感をアピールしました。

「eスポーツ ワールドチャンピオンシップ」は、国際eスポーツ連盟(International Esports Federation/以下、IeSF)が主催するeスポーツの世界大会。

本大会の『モンスターストライク』(以下、モンスト)部門では、日本から出場したプロ混合の2チームが、それぞれ金メダルと銀メダルを勝ち取り、その競技としての熱さとおもしろさを世界に伝えてくれました。

今回は、そのスマホアプリ『モンスト』を生み出した株式会社ミクシィの執行役員 ライブエクスペリエンス領域担当の田村氏、同社のコンテンツマーケティンググループマネージャーの比奈本氏にインタビューの機会を頂きました。

今回どういった思いでIeSFの世界大会へ出展されたのか、本大会を皮切りにした世界展開への野望は……。そして、eスポーツとしての『モンスト』を通して作りたい世界観までも、包み隠さずにお話頂きました!

※本インタビューは、2018年11月11日に行われたものです。

競技としてのモンストに高まる注目

――田村さんと比奈本さんの、簡単な自己紹介をお願いします。

ミクシィ ライブエクスペリエンス領域担当 田村さん
ミクシィ 執行役員 ライブエクスペリエンス領域担当 田村さん

田村 田村征也と申します。現在株式会社ミクシィで執行役員として、ライブエクスペリエンス領域を担当しています。

ライブエクスペリエンス領域とは、主にMDやイベントを中心としたリアルな領域のことです。比奈本の部署とは、eスポーツやIPを使ったイベントを中心とした活動を実施しています。

ミクシィ コンテンツマーケティンググループ マネージャー 比奈本さん
ミクシィ ライブエクスペリエンス事業本部 新規事業開発部 コンテンツマーケティンググループ マネージャー 比奈本さん

比奈本 比奈本真と申します。田村のもとのコンテンツマーケティンググループというところでマネージャーを務めています。eスポーツという文脈では、弊社が主催する「モンストグランプリ」や、今開催している「モンスターストライク プロフェッショナルズ2018 トーナメントツアー」の企画や運営をしています。

eスポーツ以外にも、年に一度のLIVEエンターテインメントショー「XFLAG PARK」に代表されるXFLAG、ならびに『モンスト』に関わるイベントを中心に展開しています。

――早速ですが、現在国内での展開をどのような形で進めているのか、教えてください。

田村 2015年から毎年1回「モンストグランプリ チャンピオンシップ」(以下、チャンピオンシップ)という形で、eスポーツの大会を開催しているというところがベースにあります。今年(2018年)の動きとしては、2月に開催された闘会議から日本eスポーツ連合(JeSU)公認タイトルとしてプロライセンスの発行が始まり、そのあと4月からは例年通り「モンストグランプリ2018 チャンピオンシップ」を開催しました。

現在『モンスト』では8チーム、合計32名(1チーム4名)の選手がプロライセンスを所持しています。新たな展開としては、プロライセンスを持っている選手のみが参加できるプロツアーを開催しています。

モンストのプロ選手が全国5都市をめぐり、成績上位4チームが12月29日に東京で行われるツアーファイナルに出場できるという、ツアー形式のeスポーツ大会です。

――「モンストプロツアー」は賞金総額6,000万円と、国内で見てもかなり大規模な大会だと思うのですが、実際にプロ選手の反応はいかがですか?

比奈本 挑んでくださる選手の皆さんにとっては、賞金獲得のチャンスが多い大会だと思います。「チャンピオンシップ」とは違い、各地の大会ごとに賞金が出る仕組みということもあって、選手たちのモチベーションも非常に高く、練習を重ねていただけているという印象です。

年間を通してみても、今年から「チャンピオンシップ」が、賞金総額6,000万円へと少し増額したので、1年間で獲得できる可能性のある賞金総額が1億2,000万円まで広がったという形になります。

――今年は、流行語に「eスポーツ」がノミネートするなど、国内でもeスポーツの認知度がかなり高まった1年だったと感じているのですが、2015年から本格的にeスポーツに取り組んでいたみなさんの目には、2018年はどのように映っていますか?

田村 2015年からeスポーツ大会を、2016年からは賞金総額5,000万円の大会を実施していたのですが、今年2月の闘会議後からは、世の中の反応が変わったなと感じます。

具体的に数字にも現れました。今年の「チャンピオンシップ」の全国予選と、今年の「モンストプロツアー」で各地を回った際にYouTubeで配信を行ったのですが、視聴数が2倍くらいになっているんです。

――昨年比で2倍に?

田村 はい。昨年というかもう、この半年で、ですね。

比奈本 そうですね。YouTubeでライブ配信をしているので、指標のひとつとして同時接続数を計測しているのですが、最初の「モンストプロツアー」の東京会場では2倍を超える同時接続数を記録しました。

田村 2018年5月に「チャンピオンシップ」の予選を行い、そして10月に「モンストプロツアー」で各地を回りました。同じような活動を続けていて、約半年の間で2倍ちかくの注目度になっているというのは、非常に成長しているという手応えを感じますね。

あと「モンストグランプリ」では、どのチームが優勝するかを予想する企画を2015年から行っていますが、そちらの参加率も今年の「モンストプロツアー」が過去を含めて一番高い状況になっています。お客さま自身の興味や関心も高くなってきているのかなと実感しています。

――背景にある人気向上の秘密、秘訣というのはどのあたりがポイントですか?

田村 続けて行っている、というのがまず1つです。そしてやはり、プロとして稼げている状況を作れていることも要因ではあります。よく例に出しますが、YouTuberの皆さんが職業として確立してきたステップとすごく似ていると思います。

憧れる。しっかり稼げる。稼げると周りが応援する。そして、さらに注目度が高くなる……というサイクルです。この流れにeスポーツのプロという存在も入ってきているのかなと感じています。

僕たちとしては、そういった人たちをしっかりサポートする、そして注目されるような体制を作れているというのが、秘訣ですかね。

世界へ踏み出すきっかけ

――そもそもモンスト自体はこれまで国内を中心に成長されてきたゲームですが、今回あえてIeSFのワールドチャンピオンシップに乗り出された理由は何でしょうか?

田村 仰る通り、今までの僕たちの活動は国内が中心だったので、国際的な舞台で活動させていただく機会はあまりなかったんです。

今回、IeSFからご招待という形でお声がけいただいたので、世界大会という舞台で自分たちのプロダクトをアピール出来るのは非常に光栄でした。ですので、参加させていただくことに決めました。

――IeSFから招待ということですが、『モンスト』が採用されたきっかけは何だったのでしょう?

田村 一番大きいのは、僕たちがJeSUに加入していることですね。JeSUの前身であるe-sports 促進機構のときからお付き合いがありまして、今年JeSUが出来たタイミングで我々もプロライセンスを発行して頂いていることから、IeSFに推薦していただいたという背景があります。

――JeSUがプロライセンスを発行している他のタイトルと比べても、『モンスト』さんは非常に多くのプレイヤー人口を抱えていますよね。『モンスト』ならではの、eスポーツを盛り上げていく取り組みはありますか?

比奈本 モバイルのタイトルは『モンスト』とガンホーさんの『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)のふたつですが、この2タイトルは多くの方に遊んでいただいているタイトルだと思います。

また、JeSUの理念でもある「eスポーツの文化を日本で普及させよう」という考えのように、持っているIPこそ違えど、JeSUに加盟されている皆さんの思いは一緒だと思います。

僕たちがeスポーツに貢献できるところは何だろうか?と問いながらチャレンジをさせていただいている、という感覚ですね。

田村 あと、ゲームのシステムとして4対4のチーム戦で行うところが僕たち特有のユニークな部分かなと思います。モバイルゲームで4対4の対戦というのは、世界中見てもおそらく独自の種目になりますので。

JeSUにとっても、世界にアピールいただけるポイントかなと誇れるところです。

eスポーツの今後についても熱く語っていただきました!
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みどりむしタマコ

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映画をこよなく愛するひきこもりライター。オンラインゲームの時代に乗り遅れてしまったが、じわじわとオンラインの波に乗っては胸を躍らせている。新参者の視点から見る、eスポーツの世界のおもしろい発見をお届けします。

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