【パワプロ・プロリーグ】選手対談Vol.1 ころころ(読売ジャイアンツ)✕ カイ(広島東洋カープ)

パワプロのプロ選手たちは、今年初めて顔を合わせた面々ばかりではない。これまで開催されてきた大会やオンライン上で交流を深め、仲間といえる間柄を築き上げている。

アマチュア時代にライバルやチームメイトとして競い、プロ野球で再び相まみえるような重層的なストーリーがすでにあるのだ。

シーズンも終盤に差し掛かったいま、残りの試合をより楽しんでもらうために、あえて別チームに所属する選手同士での対談の場を用意した。

単なる「12球団のペナントレース」という構図だけではなく、選手たちの背景にあるドラマ性を含めて試合を観戦してほしい。

 

初回は最終節での対戦を控えた読売ジャイアンツと広島東洋カープから、ころころ選手とカイ選手に対談いただいた。

生まれも年齢も違う二人なのに、驚くほど合致するプレイスタイルと信念。常に冗談を言い合い、お互いの呼吸を理解している二人の対談は、本当に「彼氏彼女の関係」のようだった。

2年越しの対戦は実現するのか?

――ではまず、この対談企画に参加していただいた経緯をお聞かせください。

カイ 僕から勝手に「二人で」と申し込みましたが、実はころころさんに対しては事後承諾でした(笑)。

――以前のころころ選手へのインタビューでお二人の仲は聞いていましたので、相談のうえでご連絡いただいたと思っていました(笑)。

カイ あのインタビューを見て、これは僕から行かないといけないなと思って。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もありますが、それを超えてころころさんなら大丈夫と信じて申し込みました。ころころさん、ありがとうございます。

ころころ いえいえ。言われたからには、受けて立たないといけないですから(笑)。

――では、お二人が知り合ったきっかけについてお話いただけますか?

カイ 「実況パワフルプロ野球2016」のオンライン対戦です。発売日の初日か2日目、いきなり当たったのがころころさんだったんです。
ころころさんは最初からがっちり対人用のアレンジチームを作ってきてたので、ドン引きしました(笑)。軽い気持ちでオンライン対戦に行ったら、いきなりそんな人が来たんで「うわぁ嘘だろ」と思いながら試合をして……勝ったんですけど(笑)。

ころころ オンライン対戦を始めたのは「2016」からだったんですが、前作までの配信などで情報は集めてたので、見様見真似でチームを作ってみたんです。
その頃は今のプロリーグのように12球団のチームで戦うのではなく、サクセスモードで作った選手のチームで戦うということをメインでプレイしてました。

カイ 確かあのとき、ころころさんは10連勝くらいしてたんですよ。

――では、ころころ選手も連勝を止めてられた相手として、カイ選手を認識したというわけですか?

カイ いや、最初はそういうわけでもないですよ。

ころころ 同じ人と何度も対戦をしてるうちに「お、またこいつ来たな」と認識していきましたね。

――対戦の頻度はどれくらいだったんですか?

カイ 昔は、決まった時間にいけば必ずころころさんと対戦できるって環境でした。ただ、ころころさんは潜る時間が深夜なので、そんなに頻繁には対戦してないです。

ころころ 今でこそオンライン対戦はすぐマッチングできますが、2年前はなかなかマッチングしなかったんです。

――そういった環境なら嫌でも名前を覚えますね。

カイ 強い人はだいたい把握しますね。そのなかでもころころさんは「この人はやばい」と注意してて、IDをメモして要注意人物と認識してました。ころころさん専用投手なんてのも作ってたんですよ。

ころころ 作成したキャラの名前は自由に決められるので、名指しの選手名なんですよ。当時は私が「ぽよぽよ」というプレイヤー名だったので、「ぽよぽよ専用」という投手が登板してくるんです(笑)。

カイ それで同じように、ころころさんも僕専用の選手を作ってくるんですよ。二人でずっとそんな不毛な対戦をして。

――ずっと「ぼくがかんがえたさいきょうの選手」で戦い続ける空間なわけですね。

ころころ そうそうそう(笑)。

カイ 間違いないです(笑)。

――サクセスモードで作った選手を用いるアレンジチームでの対戦ということですが、これは育成をするのがうまい人(サクセスモードがうまい人)、対戦プレイがうまい人で差が出るという環境ではないんですよね?

カイ 育成するキャラクターはステータスが最大値まで上がっているような状況なので、使用する選手はほとんど横並びの能力で戦うような環境になります。今のプロリーグのように、チームによる能力差はないんです。

ころころ 「こういう特殊能力を持ってると打ちにくい」「この変化球があると打ちにくい」といった定石のようなものがあるんです。そのうえで、球速175km、スタミナS、コントロールSといった現実ではありえない能力の投手が投げ合うので、試合自体はロースコアになりますね。

――使用する選手に差がないということは、勝敗はプレイヤーの腕前に左右されるということですね。そんなオンラインでの熱い戦いを続けられていた二人ですが、初めて対面したのはいつなのでしょうか。

カイ 2017年の福岡大会ですね。

ころころ 2016年は決勝大会の当日予選に参加しようと思っていたんですけど、インフルエンザで断念しまして。

カイ そのとき、僕も当日予選に参加してたんですよ。でも、見事に落ちました。もちろん自腹だったので、九州から東京までなにしに行ったのかって話なんですが、それくらいパワプロが好きなんです。

――ただ、この福岡大会でも直接対決は実現できていないんですよね?

カイ ふたりとも1回戦負けなんです。僕がバックちゃん(ケーバック選手、現・福岡ソフトバンクホークス)に負けて。

ころころ 私がさんらいく(現・福岡ソフトバンクホークス)さんに負けました。

――そして今年、お互いにプロテストを通過してeドラフト会議に臨むわけですが、同じチームになりたいという希望はありましたか?

カイ それは……ないですね。希望球団も違うので。

ころころ 私はジャイアンツで希望を出していて。

カイ 僕はホークスで希望を出していました。生まれが山口県下関で、福岡に一番近いところなのでホークスファンなんです。

カイころコンビは彼氏彼女の関係(笑)
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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