パワプロに世代交代の波? 30代選手が大苦戦! eリーグ代表決定戦後のジャイアンツ3選手へのインタビューも!

読者の方々が読みたいものはわかってる。カイ(現・広島東洋カープ)選手とマエピー(現・東京ヤクルトスワローズ)選手が試合後、健気にエレベーターホールで他の選手が来るのを待っていた話とかを聞きたいだろう。

ただ、こうして好き勝手に書かせてもらう紙幅もわずか。ちょっと真面目なことも書いておきたい。

14勝26敗。全36名中8名いた30代の選手の勝敗をまとめた数字だ。

30代のパワプロ・プロ選手(シーズン開始時)

8名中、勝ち越せたのは坂本(現・広島東洋カープ)選手とふが(現・中日ドラゴンズ)選手のみ。

もちろん、使用した球団や対戦した相手によって、この数字は変動するだろう。プロ野球においても、投手の評価は単純な勝敗よりも防御率やQSに価値を見出される。

QS(クオリティ・スタート):先発投手が6イニング以上を投げ、3失点(自責点)以内に抑えた試合でつく記録。QSをクリアしていれば、敗戦投手となっても「試合を作った」と評価される。

ただ、個人タイトル獲得者の年齢が20代半ばより下だったことも考慮すると、やはり年齢の影響はあるのではないかと感じざるえない。

パワプロ・プロリーグの選手年齢層は、他のeスポーツと比較しても高いという(これはあくまでも関係者などの肌感覚であり、統計をもとにしているわけではない)。

実は以前よりこの「年齢の壁」については気になっていて、個別インタビューの際に質問させていただいたこともある。

そして、シーズンを終えた結果として表れたのは、30代選手の苦戦だった。

原因は様々に考えられる。30代ともなると、まっとうに会社勤めをしていればある程度の役職に就いている可能性もあるし、生活のすべてをゲームに捧げるのも難しい。

それでも20代であれば睡眠や食事を削ってゲームに当てることもできるだろうが、30代ともなると体力的に無理がきかなくなってくる。

人生をかけるにも背負うものが増えてきて、どうしても「生活」がちらついちまう……。自由契約後に球団職員を選ぶプロ野球選手の気持ちが理解できるようになる、そんなお年頃でもあるのだ。

さらに、身体的にも老化を自覚しはじめ、パフォーマンスを落とす。顕著なのが視覚だ。

事実として、目の老化は10代後半から始まっている。多くの場合、その自覚症状が現れるのは30代から40代といわれ、本人たちがどれだけ否定しようと目の老化は進行している。

とくにプロゲーマーの目については、いずれ大きな問題になるだろう。
目のピント調節に多大な負担がかかる至近距離で凝視を続け、モニターから多量のブルーライトを浴びている目が健康なわけがない。

ただ、だから「年齢制限を設けろ」とかそんな話をしたいのではない。

ベテラン選手の活躍は、プロ野球の色気だ。終わりをどこかで感じているからこそ、プレイひとつに味が出る。全盛期のような力は出ないけれども、折り合いをつけてここぞの場面で輝く。

来シーズンのプロリーグは、AO(現・横浜DeNAベイスターズ)選手やなたでここ(現・埼玉西武ライオンズ)選手といった新世代プレイヤーが中心となっていくだろう。

そのなかでベテランの選手たちはただ去るのではなく、円熟のプレイで若手プレイヤーを苦しめてほしい。

世代交代を終えるには、パワプロ・プロリーグの歴史は浅すぎる。

e日本シリーズ参加選手で唯一の30代にして2番目の年長者である、じゃむ~(現・横浜DeNAベイスターズ)選手。あなたがe日本シリーズで輝き、最優秀選手を奪い取るのを楽しみにしている。

試合後の読売ジャイアンツの3選手に独占インタビュー
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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