ZOZOよ、パワプロ・プロリーグに参戦を! シーズンを追いかけたライターが来シーズンの展望を書きなぐる!

埼玉西武ライオンズの日本一をもって、第1回eBASEBALL パワプロ・プロリーグは終了した。

最後の記事となる本稿で感傷的に「感動をありがとう!」と書き連ねても、きっと凡百の記事のひとつとなってしまうだろう。

であるからこそ正式に発表された第2回プロリーグに向けて、誰に忖度する立場でもない筆者が好き勝手に来シーズンへの妄想を書き散らし、あとがきと代えさせてもらおうと思う。

もしかすると、ここに書き連ねたものが奇特な人によって採用される……なんてこともあるかもしれない。読者諸賢もぜひ来シーズンに向けて妄想を巡らせてみてほしい。

ZOZOよ、パワプロ・プロリーグに参戦を!

ZOZOの前澤友作社長がプロ野球参戦を掲げ、泣く泣く断念したのは記憶に新しい。

プロ野球がダメなら、同じNPBが共催しているパワプロ・プロリーグに参戦すればいいじゃない……と煽っているわけではない。パワプロ・プロリーグに新チームを加入させるに足る文脈はあるのだ。

まずは、プロ野球とパワプロ・プロリーグの順位表を見比べてほしい。

セ・リーグは比較的順位がバラけているように見えるが、よく見るとカープとジャイアンツがAクラス、ドラゴンズとタイガースがBクラスという構図は変わっていない。パ・リーグに至っては5位と6位が入れ替わっただけ。

波乱があったのは、ベイスターズの優勝とスワローズの最下位のみ。

つまり、パワプロ・プロリーグの結果は、プロ野球の結果に大きく依存してしまったのだ。

もちろん、ドラゴンズが最後まで優勝争いをしていたことや、ライオンズの開幕11連勝によってリーグが蹂躙されたことなど、順位表からだけでは読み取れない物語はある。

しかし、往々にして興行というものは、結果しか見ていない大多数の声の影響を受けてしまうものだ。

ここで前提として共有してきたいのが、パワプロ・プロリーグはeスポーツとしては珍しく「使用する球団(チーム)の能力値の均一化」が図られていないこと。各球団によって明確に戦力差があるのだ。

あえて言おう。シーズンで最下位だった阪神タイガースや楽天イーグルスを操るプレイヤーより、広島カープや西武ライオンズを操るプレイヤーのほうが有利なのだ。

この前提を踏まえると、今回の結果は興行として見過ごせないことがおわかりいただけると思う。「プレイヤーの実力はほとんど関係なく、強い球団を使ったほうが勝つ」ということを暗に感じさせてしまうからだ。

観客に「どうせプロ野球と同じ結果になるんでしょ」と思われたら、興行として観戦の意味が損なわれる。

そうなると、来シーズンは球団の戦力(ステータス値)の均一化が図られる可能性が俄然高まってくる。

※もちろん、全員オールCの選手で戦えという話ではないのであしからず。

どうせ各球団のステータスが均一化される……つまり全チーム平等な位置でスタートするのであれば、球団を増やしても支障はない。これが新球団を参入させる際の理屈だ。

実際にプロ野球で球団を新設しようと思えば、とんでもない金額と人が動く。極端な話、個人で月に行ける人が断念するレベルで難易度が高いのだ。

その点、パワプロ・プロリーグならば球場を建設する必要もなければ、支配下登録70名のプロ野球選手を集める必要もない。新球団のデータさえ作成してしまえば良い。

NPBには良い意味で「どうせゲームだから」と割り切ってもらい、実際のプロ野球では難しい球団の新設に挑戦する。プロ野球ファンならば必ず食いつくトピックではないだろうか。

そこでもちろん名前が挙がるのが、ZOZOというわけだ。ZOZOがパワプロで新球団を作る……この話題性だけで来シーズンのパワプロ・プロリーグは十分に注目を集める。

しかも、現状の1チーム3人計36名のプロ選手枠を自然に増やすこともできる。我ながら面白い妄想だと思う。

ただ、新球団が参入しても「扱う球団(選手)はどうするか」という問題が出てくる。言うまでもなく、パワプロは実際のプロ野球選手を使用するゲームだ。

この問題の解決には、OB選手による混合チームを提案したい。

パワプロにはすでにOB選手のデータが登録されている。どうせ「球団のステータスを均一化する」のならば、OB選手も他球団との実力差が出ないように調整してしまえば、理屈の上では容れ物を作るだけで新球団を創設できるはずだ。

小難しい大人の事情や、そもそも来シーズンまでにアップデートできるのかといった問題はいくつもあるだろう。この記事は企画書ではないので、その辺のシビアなツッコミはなしでお願いしたい。

だがこうした点を考慮しても、パワプロ・プロリーグが独自性をもって進化していく案の一つとして、「実際の球団は持てないけれど、プロ野球に参入したい」、「eスポーツに参入したい」といった企業を取り込み、パワプロ・プロリーグだけの新球団を創設するのは現実味のある話だと思う。実際、堀江貴文氏もTwitterでe日本シリーズを評するツイートを上げたそうだ。

将来的には、パワプロ内でBCリーグや四国アイランドリーグのチームがNPB12球団と同一リーグで戦う……なんて妄想も膨らむ。

ただ、一人のプロ野球ファンとして、今シーズンのパワプロ・プロリーグを楽しんだ一人のファンとして、戦力不均衡であっても現実に近い状態で戦ってほしいという気持ちは強い……というのも本音だ。

FA制度と球団保有枠の導入
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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