【LoL】LJL 2019 Spring Split Finalレポート チームとファンの成長を感じた最終決戦

2019年4月13日(土)、渋谷のヨシモト∞ホールにて『リーグ・オブ・レジェンド』(以下LoL)のプロリーグである「League of Legends Japan League 2019 Spring Split」のプレイオフ決勝戦が開催されました。

今回の決勝戦で勝利したチームは、5月1日(水)から行われる『LoL』の国際大会「2019 Mid-Season Invitational」に出場することができます。

参加した8チームの中からこの決勝戦へと駒を進めたのは、Spring Splitを通して敗北したのはたった1試合のみという強豪「DetonatioN Focus Me」(以下DFM)と、先週4月6日(土)の準決勝戦でレギュラーシーズン2位の「Crest Gaming Act」を相手に3本連続で勝利した「Unsold Stuff Gaming」(以下USG)。

果たして、DFMは再び世界への切符を手にするのか、それともUSGが初めて世界への進出を決めるのか。そんな注目の試合を今回は現地からレポートします。

 

第一試合:DFMの無血バロンに衝撃

初戦となる第一試合。

双方が使用する・禁止するチャンピオンを選択するドラフトにおいて、DFM側は競技シーンで人気の「サイラス」を抑えつつ、そこに「リサンドラ」「タムケンチ」など機動力の高いチャンピオンを抑えます。

一方、USG側は準決勝戦でも光ったapaMEN選手の「ヨリック」に加え、DFMが選んだ「タムケンチ」に対して「ソラカ」を被せて対抗。「ソラカ」は「タムケンチ」に対して一方的に射程で勝るなど、「タムケンチ」へのカウンターとして有名です。

引用元:LJL 2019 Spring Split Final|Twitch

両チームのピリピリとした緊張が伝わる空気の中、第一試合が始まります。まず「ソラカ」と「レク=サイ」を使って序盤から積極的に仕掛けるUSGですが、DFMはこれをうまく回避。

そして、Ceros選手の「リサンドラ」による行動不能コンボでapaMEN選手の「ヨリック」を落とし、そのままリフトヘラルドを確保すると流れは一気にDFMへ傾きます。

更に中盤30分の段階で、DFMは何度も重要オブジェクト「バロンナッシャー」周辺でUSGを挑発し、Keymaker選手の「アッシュ」が持つスカウトホークやワードを何度も使わせた後にバロンを攻撃。なんと両チーム誰も死なないままDFMがバロンを倒す、無血バロンを達成しました。

バロンで強化したミニオンによって、DFMはそのまま敵陣へ突入。初戦はDFMが勝利します。

▲Gaeng選手の「タムケンチ」が輝く試合

第二試合:Eviのケイルが止まらない

第二試合のドラフトではDFM側が真っ先に「ケイル」をピックしたことで会場が沸き立ちます。

「ケイル」はレベルが上がるほど性能が大きく変化するチャンピオンで、序盤はステータスは射程・ステータス全てが貧弱なものの、最終盤になるとあらゆる面で他チャンピオンを圧倒する化け物に成長するピーキーな性能が特徴的です。

彼女は最近大きな変更が入ったばかりで、実力もまだ未知数。それでもピックするDFMの度胸に、配信のコメントも騒然となります。

引用元:LJL 2019 Spring Split Final|Twitch

一方のUSGも負けてはいません。まず第一試合の反省から先に「リサンドラ」を取り上げ、DFM Steal選手の「キンドレッド」に対してはカウンターとなる「リー・シン」をピック。

「攻めのDFM、守りのUSG」だった第一試合と一転して、第二試合では「攻めのUSG、守りのDFM」という構図へと変わりました。

試合が動いたのは僅か6分30秒。序盤が貧弱なEvi選手の「ケイル」へ、タワーダイブを仕掛けたUSGのapaMEN選手「ケネン」とDasher選手「リサンドラ」でしたが、Evi選手はこれを見事に回避し、むしろキルを勝ち取ったのです。

どうしてあの猛攻を生き延びれたのか、Evi選手はCeros選手からの連絡を受け、そこからアイテムやスキルを準備しておいたことで「絶対に死なないと思いました」とTwtitterで発言していました。

この有利をDFMは手放さず、プラン通りEvi選手の「ケイル」が集団戦でも活躍し、DFMが二試合目も勝利することになります。

▲「ケイル」を使って大暴れしたEvi選手

 

第三試合:両チームの勝ちへの信念が垣間見えたラストゲーム

第三試合、USGはドラフトで勝負に出ます。

まずBAN(禁止)フェーズでEvi選手が得意とする「サイラス」「ケイル」を封じ、自分たちが得意とする「スウェイン」「パイク」などのチャンピオンを積極的にピックします。

中でもEnty選手の「パイク」が大活躍。「レク=サイ」など序盤に強いチャンプを使うDFM側ですが、「パイク」によるプレッシャーで思うようにゲームを運べず、そのままUSGが立て続けにドレイクやリフトヘラルドを奪います。

▲apaMEN選手のナーは終始Evi選手のブラッドミアに有利を作っていた

しかし、DFMもタダでは負けません。集団戦で勝てずとも被害を最小限に抑え、チームの要であるEvi選手に着々とリソースを集めていきます。更にそこへUSGのDasher選手「イレリア」やapaMEN選手「ナー」が、一気に勝負をつけようと畳みかけます。

一体どちらが勝つのか。一進一退の攻防の末、エルダードレイク前の集団戦でDFMはUSGに勝利し、そのままMid-Season Invitationalへの出場権を獲得しました。

 

観戦を終えて

結果だけを見れば、王者DFMが3連勝したという試合でしたが、USGのパフォーマンスも過去最高クラスのものであり、決してDFM相手に実力で劣っていたわけではありませんでした。

特にUSGのMid、Dasher選手は試合中誰よりも大きな声でチームメイトとコミュニケーションを取り、その声は会場中に響き渡っていたほど。対するDFMもコミュニケーションは完璧であり、まさに頂上決戦と言うにふさわしい試合だったと思います。

ですが、実のところ一番成長を感じたのは観客の熱量。これまでLJLのファンはいつも凄まじい熱でチームを応援しているのですが、この決勝戦におけるファンの声量や団結は凄まじいもので、毎試合をオフラインで観戦できる環境だからこそ実現できたコミュニティではないでしょうか。

優勝したDFMは5月1日(水)から国際大会「2019 Mid-Season Invitational」に出場する予定です。

 

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