【ポッ拳】戦う運営者――世界屈指のスイクン使い「エルム」にインタビューをしかけてきた!

格闘ゲームといえばどんなゲームを思い浮かべるだろうか。『ストリートファイターV』、『鉄拳7』、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』など歴史のある有名な格ゲーがある。そんな中で『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』(以下、ポッ拳DX)というゲームに全力をささげているプレイヤーがいる。

『ポッ拳DX』は世界中で140万本以上(※)の売り上げがあり、公式世界一決定戦が毎年行われている。

※2018年3月時点

一方で、国内最大規模の公式大会に当たるポケモンジャパンチャンピオンシップスの『ポッ拳』部門では2018年に120人前後(※)の参加者しかおらず。海外でも有名格闘ゲームと比較してそれほど多くの競技プレイヤーがいないゲームでもある。

※マスターカテゴリ(高校生以上対象)の参加人数

そんな中、世界トッププレイヤーとして、国内最大のコミュニティ大会のオーガナイザーとして活躍するエルム氏(@elm_motochika)に『ポッ拳DX』の現状と今後の展望について語ってもらった。

エルム氏は社会人でありながら、毎年ポケモンワールドチャンピオンシップス(以下、WCS)(※)にも参加している。そのモチベーションの源泉や練習方法についても聞くことができた。

※ポケモンワールドチャンピオンシップス:毎年8月に行われるポケモンの対戦ゲームの公式世界一決定戦。世界各地で行われた予選を勝ち抜いたプレイヤーのみが出場できる。2019年現在はゲーム部門、カードゲーム部門、『ポッ拳』部門が存在する。

エルム氏についての紹介

――最初に名前の由来について教えてください。

名前の由来は『ファイナルファンタジータクティクス』シリーズの敵キャラクターにエルムドア侯爵というキャラがいて、そこからエルムと名乗るようになりました。

ただ、ポケモン関連で言うと『ポケットモンスター金・銀』に登場するウツギ博士というキャラの英語名がProfessor Elm(エルム博士)なので、そこから名前を取ったことにしています(笑)。

――今は『ポッ拳DX』一筋という感じですが、それ以前に対戦ゲームをプレイされていましたか。

対戦ゲームでやりこんでいたシリーズは2つあります。1つ目は『電脳戦機バーチャロン』というシリーズです。

アーケードで稼働した当時は小学生だったのでそこまでやり込めていなかったのですが、操作性やロボットのカッコよさに惹かれてプレイをしていました。中学生になったときにその続編が出てからはゲームセンターに積極的に通っていたという感じです。

――対戦ゲームにのめりこむきっかけはアーケードゲームだったんですね。

10代のころはアーケードゲームをするためにゲームセンターに通う生活をしていました。2005年の公式大会では2on2の大会でベスト4になっています。

――ベスト4まで行けたのはすごいですね。ベスト4になった公式大会のあとはバーチャロンをやり続けていたのですか。

『バーチャロン』大会が落ち着いたことと、大学生活が重なったこともあってしばらくゲームはしていませんでした。普通の大学生をしていたんです(笑)。

――じゃあ大学時代から『ポッ拳』の稼働までは対戦ゲームから遠ざかっていたんですか。

いえ、大学生時代に3DSの『ポケモン』が面白いらしいと話を聞いてやり始めたんです。もともと初代の『ポケットモンスター赤』をやっていたので、面白いならやってみようと。

そしたら、面白かったのではまってしまいました。そして、3DSの『ポケモン』シリーズでは公式世界大会(「WCS」のゲーム部門)があるから対戦モードも頑張ろうと思いました。それが2010年くらいのことです。

――『ポケモン』にはまった人でも対戦までを頑張る人って少ないですよね。購入した方のほとんどは本格的な対戦モードをプレイしないというデータもありますし。

僕は対戦モードがあるならとことん頑張りたいと思っています。『バーチャロン』の時もそうでしたが、頑張りたいゲームを決めてからはやるゲームを絞るようにしていました。数多くの大会に出て、結果が残せるように努力する。そういうゲームの楽しみ方が好きなんです。

――「WCS」のゲーム部門ではどのような実績がありますか?

2016年の国内大会でベスト8になり、同年の「WCS」へ出場できました。(※)

※「WCS」(ゲーム部門)は3日間の日程で行われる。日本国内でベスト8になると「WCS」の1日目の予選を免除して2日目の予選から参加できる。

戦いの舞台を『ポッ拳』に移行して

――『ポッ拳』を始めた理由はありますか。

2015年の夏に『ポッ拳』がアーケードで稼働して、『ポケモン』シリーズと平行して『ポッ拳』もプレイしていました。ポケモンがアクティブに動くゲームというのもあり、リリース前から注目していたんです。

『バーチャロン』でアーケードのゲームをしていたこともあり、稼働初日からゲームセンターでプレイしていました。

――『ポッ拳』でのバトルポケモンを教えてください。

メインのバトルポケモン(※)はスイクンです。堅い守備力を活かしながら相手の動きに応じてカウンターを入れていくことが得意なポケモンです。

※ポッ拳ではプレイできるキャラクターのことをバトルポケモンという。
引用先:『ポッ拳』公式HP

――スイクンを使っているのはその性能が自分に合っているということですか。

キャラクターが好きというほうが大きいです。アーケードで稼働初期から使えたポケモンが8体いて、その中で一番好きだったのがスイクンでした。

その頃からずっと使い続けていたので愛着が湧きました。すべての『ポケモン』作品の中でも『ポッ拳』のスイクンは一番かっこいいと思っています。そのあたりも『ポッ拳』のプレイを通じてわかってきたのでよかったなと。

――キャラ愛やキャラの綺麗さでこれまで使ってこられたんですね。

そうですね。僕のスイクンはほかの人と違って、前傾姿勢で攻めるねと言われることが多いので(笑)。キャラクターの性能よりも自分の好きとかプレイスタイルをスイクンに投影しています。

『ポッ拳』プレイヤーとしての譲れぬ思いから生まれた、オーガナイザーの信念
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ぶれどん

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任天堂系のゲームが好きなのですが、金欠で買えず見るだけの人(頑張って貯めます)。  格ゲーのイベントでスタッフをやってることが多いです。  今はクラロワに狂ってます。

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