野良連合インタビュー「プレッシャーも力に変えて5度目の世界大会へ」【R6S】

アジアから2度も連続で世界ベスト4へ進出している野良連合。

先日行われた『レインボーシックス シージ(PC版)』プロリーグシーズン9 APAC Finals(以下、S9 APAC Finals)では2位の成績を残し、通算5回目となる世界大会への挑戦権を手にしました。チームオーナーであるkizoku氏が2016年にチームを発足させてから、直近約1年間の活躍は特に目覚ましく、海外のシージファンはもちろん、国内でシージをあまり見ない人たちにも広く認知され始めています。

私は今大会のシドニー取材で初めて野良連合のみなさんにお会いしました。実績から想像するに「飛ぶ鳥を落とす勢いの方々」かと思いきや、実際に感じたのは「見えない敵と戦う選手の姿」でした。

本記事ではS9 APAC Finalsでの試合直後に行ったインタビューから、チームメンバーの声をお届けします。

(アイキャッチ画像左から、チームオーナー兼コーチのkizoku氏、Merieux選手、ReyCyil選手、Papilia選手、Ramu選手、JJ選手。以下、選手名については敬称略。)

Six Invitational、日本プロリーグ、APAC Finalsと怒涛の3ヶ月

――2019年2月の「Six Invitatonal 2019」では2大会連続で世界ベスト4の結果を出しました。その後、メンタル面で一息つく感覚などはありましたか?

Ramu 日本でのプロリーグが間近に控えていたので、「次はプロリーグだ」とすぐに切り替えて考えていました。そこでメンバーが変わってジェノバ(JJ選手)が入ってきて、チームを再構築しないといけない状態だったので、自然と次に向かっていたと思います。

Papilia 自分の中では、あくまでも「Six Invitationalでのベスト4」でしかないんですよね。だからシーズン8ではブラジルでベスト4でも、Six Invitationalはまた別物だと思って臨みました。その結果がベスト4だっただけです。また次のシーズンになればタイトルはないし、タイトルがついているのはその期間だけ。そういう区切りの仕方をしていましたね。

一同 かっこいいじゃん!(笑)

kizoku おれは一生ベスト4を名乗り続けるつもりなんだろうと思っていたよ。

Papilia 自分、剣道をやっていたので。

kizoku 武道の心得?

Papilia 「勝って兜の緒を締めよ」です。結果が出ているときほど気を引き締めないと、といつも思っています。

kizoku それは間違いないね。

▲Papilia選手

異なる周囲の目線

――ただ、シーズンごとに区切っていても「ベスト4」などのタイトル自体は残り続けるものだと思います。そこにプレッシャーは感じますか?

Papilia 周りの人たちは同じように区切っては見てくれないので……。

Ramu 「ベスト4だから」「アジア1位だから」みたいなことは、どうしても言われてしまいますよね。今回負けてしまったのでさらに色々と言われてしまうのかもしれませんが。おれはそれがイヤなので頑張ろうとも思いましたが、結果少し追いつかなかったです。悔しい。

▲Ramu選手

――周りからの目線という点では、JJ選手に対して「Wokka選手の代わりに入る」という見られ方もすごく多かったのではと思います。

JJ ボード(Wokka選手)は日本を代表するプレイヤーでしたから、自分では「何とも思っていない」と思い込んでいても、やはり本心では重たいところがありましたね。さっきのプレッシャーの話で言うと、みんなの倍くらいプレッシャーを感じていたのかなと思います。チームに入ったときは、メンバーの誰よりも練習してやっていこうと噛み締めていました。

でもおれはボードじゃないので、ボードと同じプレイはできません。それに、そもそもプレイスタイルも全然違います。だから自分にできることをその場でやるだけでした。

▲左から、JJ選手、Merieux選手

kizoku 選手としてJJは昔から「どうせやるなら勝てるチームでやりたい」と言っていたんですよ。良い意味で上昇志向がある子なので、勝てるチームとして野良連合を選んでくれたことが、今大会にも繋がっているのかなと思います。

JJ 結果、最後FNATICには負けてしまいましたが、チームの目標は世界大会への出場を決めることでした。だからXavierに勝って世界大会に出られる権利を獲得できたのは、自分の自信にも繋がりましたね。ボードの代わりとは言わないですが、自分なりのプレーができたから自信につながったのかなと思います。

「細かいミスが重なった」決勝のFNATIC戦
前のページ
1
2
次のページ

渡辺 静

プロフィールを見る

感覚派の編集・ライター。なんでもワクワクしちゃう観戦勢。特に、ロケットリーグ、CoD、R6Sが好きです。 女性プロゲーマーはつめさんが挑戦し続ける姿に感化されて、シブゲーに来ました。

あわせて読みたい

NEW
NEW

KEYWORD

キーワードから関連記事を探す

RANKING

人気の記事

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

GAMES

注目ゲームから探す

ドラゴンクエストライバルズ

PUBG

Shadowverse

スプラトゥーン2

League of Legends

ストリートファイターⅤ

Hearthstone

Overwatch

PICKUP POSTS

編集部のおすすめ記事

TREND KEYWORD

注目キーワードから探す

LATEST

新着記事

NEW
NEW
すべての記事を見る