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【CAG所属どぐら選手インタビュー】『DBFZ』『SFV』令和に向けて変わっていく格ゲープロシーン

プロから見た『DBFZ』というゲーム

――トッププレイヤーの方々が『DBFZ』を絶賛する理由は何なのでしょうか?

どぐら やはり、格闘ゲームとしてのゲーム性、そしてシステムの良さですね。

このゲーム、発売前のトレーラーとかを見てもらうとわかると思いますが、ベータ版は今と全く違うゲームだったんです。今よりもアクションゲーム性が強かったんですが、おそらく開発段階のどこかで、「競技性を追求するか」って路線変更したんだろうと想像しています。

一番最初のバージョンから顕著だったんですが、明らかに格闘ゲームの調整に慣れた方が開発を担ってる気がしました。強い行動には必ずリスクが生じる点や、ダッシュ行動の操作性の良さなど、格闘ゲームを深く理解していないとできない調整だと思います。

――魔人ブウ(純粋)を長く使用されていますが、思い入れはありますか?

どぐら そうですね、最初から通して使っているキャラは純粋ブウだけですかね。ただ、正直そこまで使いたいキャラではないんです。強いからという理由だけで使っていますね。

――最強キャラといわれる純粋ブウの強さは何でしょう?

どぐら このキャラクターは何回か調整を受けているのですが、一番強い部分はメスを入れられてないんです。リーチの長いしゃがみM攻撃と、拘束時間が長いアシスト攻撃がトップクラスで強いですね。

――『DBFZ』においてのキャラ選びの基準は何ですか?

どぐら 基本的には強いキャラを選んでます。好みの話をするならば、オーソドックスなキャラクターですかね。一番気に入っているキャラでいうと、超サイヤ人孫悟空とか。オーソドックスなキャラでいて、しかも強いので。

もちろん、好きなキャラ――ブロリーやクウラを使いたいという気持ちはあり、ちょこちょこチャレンジはしたんです。ただ、技量の無さもあってか、現状では「16号使ったほうが強えーだろ」という感じです。

プロプレイヤーとしては、やはり勝つことが最優先ですから。

「過労で倒れそうに」多様化するプロゲーマーの生活

――2018年といえば、「RAGE STREET FIGHTER V All-Star League」にもご出演されていました。どのような反響がありましたか?

どぐら このイベントに関しては、すごい反響がありました。全然知らない人からも、「出てたね」と言われたりします。やはりAbemaTVで放送されていたのが大きいんですかね。

それから、女性のファンも増えたような気がします。

――やはり女性からの人気は嬉しいですか?

どぐら そうですね。ないよりは勿論嬉しいです(笑)。ただ、僕は既婚者なので、応援してくれてる女性ファンの方々は、本当に純粋な気持ちで応援してくれているんだろうな、と思っています。

――メディア露出が増えることによって、プロとしての姿勢に変化はありましたか?

どぐら 僕はプロの中でもメディア露出が多いほうだと思うんです。そんな中、大会でのプレイと、番組やインタビューなどの出演と、どちらの方がファンが付きやすいのかなと考えることはありますね。おそらく僕の露出は半々くらいなんですよ。

僕がゲームやっているところを見て、応援してくれてる人もいるだろうし、インタビューなどを見て「面白い奴だな」と思ってくれる人もいると思います。

――大会以外の場でも、プロゲーマーの活動の幅が広がってきていますよね。

どぐら 年々感じていますが、仕事は増え続けていますね。例えばオフシーズンであっても、去年より格段に仕事量が増えました。やはり「eスポーツ」という言葉が叫ばれるようになってから、毎年忙しくなっています。

2018年は、本当に倒れそうになる時期もありました。2週間以上のアメリカ滞在と、先ほどお話した「RAGE」の収録が重なって。「過労で倒れるならこういうスケジュールやろな」と思いました。今年のスケジュールが去年より忙しくなると言われたら、「絶対イヤ」って言います(笑)。

――大会での結果の受け止め方、メンタルケアはどのように行っていますか?

どぐら メンタル面はGO1がすごく参考になっています。あいつは一喜一憂の「喜」の部分がないんです。「一一憂(いちいちゆう)」みたいな(笑)。

大会で優勝したとしても、「よかったぁ!」と喜びもせず、負けると「クビや……俺……」って。本当にこんな調子なんです。僕はいつも隣で見ていて、「しんどいやろな」「これだけはやったらあかんな」と思っています。

「この大会に負けたら死にます」だったら僕もこのくらいのテンションになるかもしれませんが、実際そんなことは無いじゃないですか。

大会の結果として、最悪のパターンを考えるとしたら、「大会失格&クビ」とかじゃないですか。それでも、死にはしないわけですから。

大会に臨むときも平常心を意識していますし、負けても「次頑張ろう」と思うようにしています。

――どぐらさんはご結婚され、一児の父でもありますが、プロ活動とはどのように両立されていますか?

どぐら 育児とか家事とか、手伝ったほうがいいなって時は、僕も積極的にやっています。ただ、娘ももう1歳半なので、前ほど手はかからなくなってきました。それでも休みの日は遊んであげたり、お風呂に入れたりしてますね。

あとアーケードコントローラーに興味を持ち始めましたね。アケコンって触ってるだけで結構楽しいので。

――育児はゲームの質に影響しますか?

どぐら ずっとゲームばかりやっていると気が詰まるので、子供と遊ぶことはとてもいいリセットになります。

腹立つ負け方をした時とか、ゲームそのものから離れたくなることもあるので、その時に子供と向き合うのはいい切り替えになりますね。

変わりゆく格ゲー界のプレイ環境
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スサキリョウタ

プロフィールを見る

ウメハラ選手の動画を見て格闘ゲームを始めたウメ信者。現行のゲームではストV/鉄拳7/DBFZをプレイ中。  色々やるせいでどれも上達しないが、ガチ動画勢。  格闘ゲーム以外では、ハースストーンとFPSを少々。英語での対応可能。  「国内外の格ゲーe-sportsシーンを伝えていきたいと思っています!」

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