eスポーツの選手寿命は伸ばせるのか? わかさ生活が伝える「目を鍛える」意義とは

eスポーツは目に依存する競技だ。しかし現状では、プロ選手でさえ目のケアや仕組みについて理解が乏しい。

たとえば「目の老化は10代後半から始まっている」といわれているのを、読者諸賢はご存知だろうか。

eスポーツの選手寿命が20代半ばといわれているのは、目の老化と決して無関係ではないだろう。

そんな現状を改善しようとeスポーツ界に参入してきたのが、サプリメント業界の大手会社「わかさ生活」。印象的なブルーベリーサプリのCMで知っている方も多いだろう。

目の健康について長年取り組んできた「わかさ生活」が、なぜeスポーツに参入するのか。
ゲーマーは目に対してどんなことを心がけるべきなのかという疑問を含め、元医学書編集の経歴を持つ筆者が切り込んできた。

――この度のeスポーツ界への参入は「目を鍛える」という理念を広めるためと伺いました。以前からeスポーツへの関心を持たれていたのでしょうか?

関心を持ち始めたのは、eスポーツ元年といわれる2018年初頭からですね。
我々は以前から若い人たちに対して、目の使い方や正しい知識……目を鍛えるということを伝えたいと考えていました。
そのなかでeスポーツ選手は、1日十何時間とゲームをして目を酷使しています。まさに我々のメッセージを一番伝えるべき方々だと思い、注目していました。

――注目しているなかで、日本eスポーツ連合のオフィシャルスポンサーの話が届いた?

スポンサーのお話は、我々からご連絡させていただきました。

eスポーツについて調べていくなかで、eスポーツ選手が抱えている目の悩みなどが明らかとなり、我々がもっている「目の健康やトレーニング法にまつわる知識」でeスポーツ選手のアイケアに貢献できると感じたので「ぜひ一緒に取り組ませていただきたい」と。

――改めて「目は守る時代から鍛える時代へ」というのは、どういった取り組みなのでしょうか。

以前は目を守るために、「ゲームは何十分以上しないように」「ブルーライトが出ているからスマホはあまり使わないように」といった抑止的なメッセージを発信してきました。

しかし、もうスマートフォンやパソコンは生活に欠かせませんから、単にダメと発信し続けるだけでは時代に即しません。
これからは「いかに目を使うか、いかに目をケアするか」といった「目を鍛える」ためのメッセージを伝えていきたいと考えています。

――わかさ生活さんといえば「女子プロ野球リーグ」を創設され、10年間も運営し続けているノウハウがあります。その経験を活かせば新たなeスポーツリーグを立ち上げることも可能かと思いますが、そういった展望はお持ちですか?

今のところは考えていませんね。将来的には視野に入れていきたいですが、実はeスポーツ界への参入自体が矛盾を抱えているのではないかという指摘が社内でも挙がっていたくらいで。

というのも、まだご年配の方々を中心に「ゲームは目を悪くするもの」というイメージは根強いです。「目の健康のために活動するわかさ生活が、なぜ目を悪くするものを推進するんだ」というご指摘を受けることもあると思うのです。

今はまだ「日々の生活から切り離せなくなったゲームやスマートフォンなどに負けないよう目を鍛える」というメッセージをご理解いただく段階ですね。

目と手の動きは関連している?
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砂拭

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シブゲーの某編集者との癒着によりeスポーツ業界へ潜り込んだ自称ライター。スポーツ紙よりはパワプロに詳しく、ゲームメディアよりは野球に詳しい独自のポジションでeBASEBALLライターの覇権を狙う。

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