「目標はeW杯への出場と、チームでタイトルを勝ち取ること」Blue United eFC所属 つぁくと選手インタビュー

FIFA主催の公式eスポーツ大会「FIFA eワールドカップ 2019」出場をかけた「FIFA19 グローバルシリーズ プレーオフ」が、2019年7月12日(金)から14日(日)の3日間に渡り開催された。

『FIFA19』PS4部門で世界ランキングトップ60に入賞し、プレーオフに出場したBlue United eFC所属のつぁくと選手へインタビューを敢行しました。同選手は、「FUT チャンピオンズカップ November Bucharest」、「FUT チャンピオンズカップ December London」、「FUT チャンピオンズカップ March Singapore」と3つの国際大会を経験し、国内大会でも優勝を経験するなど今季目まぐるしい活躍を見せています。

本記事では『FIFA』プレイヤーとしての成り立ちや、プレーオフのお話、さらには国内と海外のサッカーゲームの状況など多方面から語ってもらいました。

海外のプレイヤーと対戦したくて『FIFA』へ

――まず始めに、つぁくと選手のプレイヤー名の由来から教えていただけますか?

学生時代にPS3の『ウイニングイレブン2009』をやっていたとき、マスターリーグオンラインに登場するガルネトヴァという架空のチームにめちゃくちゃ強いモブのゴールキーパー「ツァクトユーリ」という名前の選手がいて、そこから取りました。当時ニコニコ生放送で配信をしていたんですけど、そこからかれこれ8年くらい、ずっとこの名前で活動しています。

――そもそも、サッカーに興味を持つきっかけは何だったのでしょうか?

サッカーをやっていた兄に憧れて、自分も始めました。昔は「サッカー選手になりたい」という夢もあったんですが、実際にやってみるとあまり上手くなくて……。結局、サッカーは小学生の頃にすこしやっていたくらいで、あとはずっと野球をやっていました。

そこから、高校の友達に「『ウイニングイレブン』やってるんだけど、やってみない?」みたいな感じで引き込まれて、サッカーゲームをやり始めましたね。触ってみたらやっぱりサッカーって面白いんだなって思いました。

――『ウイニングイレブン』をやっていたところから、どのタイミングで『FIFA』に切り替えようと思ったんですか?

2013年に初めて『ウイニングイレブン』の全国大会に出場して、2015年に岡田ジャパンの親善試合を『ウイニングイレブン』でやると聞いてその予選にも出ていたのですが、それ以降は国内で『ウイニングイレブン』の大会が行われなくなってしまったんですね。それで、自分の中での楽しみがなくなってしまいました。

そんな中『FIFA』の日本人プレイヤーが海外大会に出ているのを見て、『FIFA』のほうが大会があることを知りました。それと、週末に戦うウィークエンドリーグが初めて『FIFA 17』で搭載されたことで、勝ち続けると国際大会に直結するというシステムができたので、「これだ!」と思って『FIFA』に移りました。

※ウィークエンドリーグ:金曜日から月曜日にかけて開催される全30試合のリーグのこと。30試合の結果に応じて報酬が得られる。

――『FIFA』に移った理由として、ゲーム性の問題はなかったんでしょうか?

個人的に、昔の『ウイニングイレブン』の、ドリブル主体でアクション寄りのゲーム性が好きだったんですけど、作を追うごとにドリブルで抜くことが難しくなっていって、パスでしか崩すことができなくなってしまったのは大きな要因ですね。

――なるほど。ちなみに「海外に出たい」っていうのは、もともと海外のサッカーを見ていたからですか?

そうですね。プレイって国によって違うんですよ。例えば『FIFA』でも南米の選手やフランスの選手は、リトリートで引いてポゼッションして綺麗に崩して点数を取るのが特徴ですが、ドイツの選手はハイプレスで潰していって簡単に点を取る、みたいな感じなんですよね。

当時の『ウイニングイレブン』は国内でしかやれなかったので、個人的に飽きが出てしまってモチベーションにも繋がりにくい。なので、日に日に「海外のプレイヤーと対戦してみたい」っていう思いが大きくなりました。オンラインだとどうしても物理的なラグも存在するので、実際に海外に行ってやりたいなっていう気持ちが強かったです。

――つぁくと選手が日々行なっているトレーニングのルーティンなどはありますか?

普段はウィークエンドリーグがあるので週末にしっかり30試合行って、他のアカウントを使って練習しています。大会前には、直近の大会の有名プレイヤーのプレイ動画を見て戦術を確認して、それを自分のプレイに取り入れるためにナスリくんとか黒豆さんとかと練習を重ねて、自分のものにしていくっていうのが僕のルーティンです。

「クロップのサッカーは僕の原点」

――つぁくと選手は、ゲーム以外に実際にリアルのサッカーも見たりしますか?

学生のときは見ていたんですが、最近はハイライトとかで少しだけ見るくらいです。 1試合すべてを見ることはなくなってきていますね。

――参考にしているクラブチームの戦術はありますか?

現リバプールの監督であるクロップの戦術は近いです。

ボールを失ったら人数をかけて好きなことをさせないようにして、ボールを奪ったらカウンター、っていうのが僕の戦術ですね。相手に好きにさせたくないし、ボールを持って何かされるのが嫌なので、とにかくボールホルダーに対して人数をかけてプレスにいくことが多いです。

――「ゲーゲンプレッシング」ですね! 現実のサッカーでは一斉を風靡した戦術ですが、ゲームの戦術としてもメジャーなのでしょうか?

いえ、ゲームではゲーゲンプレッシングする人は少ないんですよ。『FIFA』のAIは結構賢いので、プレスをかけても交わされてスペースが空いてしまったりするんですよね。

僕は『ウイニングイレブン』のときからずっとゲーゲンプレッシングをやっているので、 守備だけはもうずっと貫いています。

――ゲーゲンプレッシングを戦術として取り入れようと思ったきっかけはありますか?

当時、香川真司選手が所属していたドルトムントを見て、かっこいいなと思って自分のプレイに取り入れたんですよ。クロップのサッカーは僕の原点です。

――ちなみに、実際に海外サッカーを観戦されたことは?

まだ見にいったことないんですよ。ロンドンで大会があったときも、会場がチェルシーのスタジアムスタンフォードブリッジの近くだったんですが、ちょうどアウェイ戦で。見ることはできませんでした。

世界ランクベスト16に入った選手に2勝できたのは大きな収穫
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川崎 龍也

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フリーランスのライター。音楽・映画・YouTuberを中心に幅広く書いています。好きなゲームは『FIFA』シリーズです。

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